これは RuntimeRevolution 1.1.1 のヘルプにある文書を邦訳したものです。この文書の文責はUDIにあり、またUDIはこの文書についての一切の債務を負いません。 間違いがありましたら eudio@chabashira.co.jp までお知らせ下さい。この文書は必要と思われる時に適宜アップデートされます。なお実際のヘルプウィンドウにはボタンなどがありますが、ここではテキストのみを載せます。

Help -> Revolution Tips


1. Getting Started?
Getting Started は済んでる?

 新しい開発者には、ドキュメンテーションの "For New Developers" セクションを読むことを勧める。まずはチュートリアルからスタート。


2. Link the Properties palette to an object
プロパティパレットをオブジェクトにリンクする

 Revolution のプロパティパレットは選択されているオブジェクトのプロパティを表示する。他のオブジェクトを選択すると、パレットは内容が切り替わる。

 プロパティパレットと選択されているオブジェクトとをリンクさせるには、右上のリンクアイコンをクリックする。これでリンクが完了する。他のオブジェクトを選択しても、パレットはリンクされたオブジェクトのプロパティを表示し続ける。


3. Skip part of a script
スクリプトをスキップする

 Revolution はスクリプトを実行する時、コメント文を無視する。

 一時的に取り除きたいスクリプトは、コメント文にしなさい。取り除きたい行を選択して、Script メニューから Comment を選択する。

 コメントアウトした行を再び実行可能にするには、その行を選択して、Script メニューから Uncomment を選択する。


4. Go back in the Message Box
メッセージボックスのヒストリ機能

 メッセージボックスは入力したテキストを保存しているので、同じ文を入力するのに再度タイプする必要はない。

 メッセージボックスで上向き矢印キーを押すと、過去へひとつ遡る。下向き矢印キーを押すと、先に進む。


5. Confused by a new term?
新しい用語で困ったら?

 ドキュメンテーションに知らない用語が現れたら、Glossary があなたを助けてくれるかも知れない。用語の上にマウスポインタを置いた時にそれが黄色く変わったら、それをクリックして用語の定義を見ることが出来る。もう一度クリックすれば消える。

 全ての Glossary (用語説明)を見るには、ヘルプメニューから "Revolution Documentation" を選択して、リストの中から "Glossary" をクリックする。


6. Intelligent message box
賢いメッセージボックス

 メッセージボックスは不完全なコマンド名や関数名を補完する。例えば "height" と入力してリターンキーを押すと、メッセージボックスはそれを "put the height of the selectedObject" に変更する。

 右上のボタンを利用して、選択されているオブジェクトの情報を表示するのか、マウスの下にあるオブジェクトの情報を表示するのかを、切り替えることが出来る。


7. Contextual menus
コンテクストメニュー

 コンテクストメニューは編集作業を便利にしてくれる。ポインタツールでスタックウィンドウやオブジェクトを Control - クリック( Mac OS )、または右クリック( Unix と Windows )すると、オブジェクトのコンテクストメニューが表示される。

 あちこちクリックして試してみよう!


8. Nudge controls
オブジェクトの移動

 アローキーを使って、選択されているオブジェクトを、任意の方向にピクセル単位で移動することが出来る。シフトキーを押しながらアローキーを使えば、10ピクセルずつ移動する。

 オブジェクトの位置を精密に管理したいなら、Alignment パレットが便利である。


9. Shuffling objects to front and back
オブジェクトを前後に移動する

 カード上の全てのオブジェクトは、レイヤーで区切られている。重なっている2つのコントロールのどちらが上に見えるかは、レイヤーの順番によって決まる。番号の小さいレイヤーは後ろに、番号の大きいレイヤーほど前に現れる。

 コントロールのレイヤーを変更するには、プロパティパレットの Basic タブを利用するか、Object メニューの一番下の方にある項目を選択する。


10. Quick script editor exit
スクリプトエディタを素早く閉じる

 編集の済んだスクリプトを適用させるには、Enter キーを押す。これは Apply ボタンをクリックするのと同じ効果を持つ。

 再度 Enter キーを押すと、スクリプトエディタが閉じる。


11. Hide other windows
他のウィンドウを隠す

 View メニューから 'Backdrop' を選択して、背景ウィンドウを置くことが出来る。他のアプリケーションが隠されるため、ディスプレイ上が整理される。

 Preferences ウィンドウの Appearance セクションを使って、backdrop の色を変更することが出来る。


12. Naming conventions
ネーミングの慣習

 スクリプトを読みやすく、デバッグし易くするために、慣習に沿ったネーミングをしなさい。ネーミングの慣習にはこのようなものがある:

cMyProperty - カスタムプロパティ名には 'c' を付ける
pWhich - パラメータ名には 'p' を付ける
lVar - ローカル変数名には 'l' を付ける
gVar - グローバル変数には 'g' を付ける


13. Preview look and feel
ルックアンドフィールをプレビューする

 アプリケーションが他のプラットホームでどのように見えるかを、今使っているコンピュータ上でプレビューすることが出来る。

 View メニューの 'Look and Feel' サブメニューでプラットホームを選択すると、コントロールの外観が、選択したプラットホームのネイティブのものになる。


14. Shrinking the toolbar
ツールバーを小さくする

 スクリーン上部にあるツールバーは、よく使うメニュー項目を、クリックだけで実行するものである。

 もしスクリーンのスペースが不足するなら、View メニューから 'Toolbar Icons' か 'Toolbar Text' を選択して、ツールバーのアイコンやテキストを隠すことが出来る。


15. Trapped in a dialog box?
ダイアログボックスに閉じこめられた?

 うっかりモーダルダイアログボックスを作ってしまって、それを閉じられなくなってもパニックになってはいけない。

 Command - Shift - Control - クリック( Mac OS と OS X )か Control - Shift - 右クリック( Unix と Windows )で、コンテクストメニューが現れる。 'Stack Mode' サブメニューから 'Toplevel' を選択すれば、ダイアログボックスを編集可能ウィンドウに変更することが出来る。


16. Execute script snippets
スクリプトの断片を実行する

 メッセージボックスにテキストを入れて Return キーを押せば、スクリプトを1行実行することが出来る。

 メッセージボックスがマルチラインモードになっている時は、Retrun キーは新しい行の入力に用いる。メッセージボックスの全ての行を実行するには、Enter キーを押す。マルチラインモードでは、repeat ループのような、複数行に渡る制御構造を実行することが出来る。


17. Want to show an image twice?
ひとつのイメージを二カ所に表示したい?

 異なった二つのウィンドウで、或いはひとつのウィンドウ内の二カ所で、同じ画像を表示したいことがある。

 ひとつのイメージを複製せずに二カ所に表示するには、空のボタンをひとつ作り、その icon プロパティにイメージの ID をセットする。これでボタンにイメージが表示される。同様にしていくつでもイメージボタンを作ることが出来る。


18. Faster access to stack files
スタックファイルに素早くアクセスする

 作業中に同じスタックを何度も使う?

 File メニューの 'Open Recent Stack' サブメニューを使えば、最近使ったスタックを素早く開くことが出来る。


19. Equalize control heights and widths
コントロールの高さと幅を同じにする

 コントロールの高さと幅を同じにするには、Shift キーを押しながらコントロールを作る。

 既存のコントロールの高さと幅を同じにするには、Shift キーを押しながらコントロールをリサイズする。


20. Property names and the Properties palette
プロパティ名とプロパティパレット

 プロパティパレットの各アイテムは、set コマンドを使って設定できる、Transcript のプロパティである。

 そのアイテムがどのプロパティに対応しているかを知るには、マウスポインタをアイテムの上に置いて、ツールティップが表示されるまで待てば良い。ツールティップにはプロパティ名が表示される。そのプロパティの働きについては、Transcript Dictionary を参照のこと。


21. Puzzled by the Save window?
セーブウィンドウで困った?

 スタックを保存する時、セーブウィンドウが現れる。

 セーブウィンドウはスタックファイルを保存する時に現れ、それがメインスタックかサブスタックか、或いはそのスタックが他のファイルの一部であるかといった、保存しているファイルについての情報を表示する。セーブウィンドウは、それを読むことが出来るように、数秒間表示される。セーブウィンドウをクリックすれば、保存が終了した時にすぐ閉じるようになる。


22. Quick script access
スクリプトに素早くアクセスする

 オブジェクトのスクリプトを素早く開くには、マウスポインタをオブジェクトの上に置いて、Command と Option キー( Mac OS と OS X) )か、Control と Alt キー( Unix と Windows )を押す。

 この機能はブラウズツールでもポインタツールでも使うことが出来る。この機能は Preferences でコントロールすることが出来る。


23. Reshape a graphic
グラフィックの変形

 多角形や円弧グラフィックを変形させるには、グラフィックを選択して Tools パレットの Reshape Polygon ツールをクリックする。グラフィックにコントロールポイントが現れるので、任意のコントロールポイントをドラッグする。

 新しいコントロールポイントを追加するには、Option キー( Mac OS と OS X )か Alt キー( Unix と Windows )を押しながら、既にあるポイントをドラッグする。コントロールポイントを削除するには、ポイントを Command または Control - クリックする。


24. Minimize Revolution to an icon
Revolution をアイコン化する

 Revolution 開発環境をアイコン化するには、タイトルバーかメニューバーウィンドウにある minimize ボタンをクリックする。

 (このティップスは Unix と Windows システムのみ有効)


25. Batch-import images
イメージを一括してインポートする

 一括処理を利用して、フォルダ中の全イメージを素早く取り込むことが出来る。

 イメージを一括取り込みするには、File メニューの 'Import as Control' サブメニューから、'All Images in Folder' を選択する。これ1回の動作で、フォルダ内の全てのイメージファイルを取り込むことが出来る。


26. Adjust objects when resizing windows
ウィンドウリサイズ時にオブジェクトを整える

 ユーザーがスタックウィンドウをリサイズした時、新しいウィンドウサイズに合わせるために、オブジェクトの移動やリサイズが必要になることが多い。 Tools メニューから 'Geometry Manager' を選択すれば、このプロセスを自動的に行わせることが出来る。

 Geometry Manager は自動的にコントロールをリサイズし、関連するコントロールの位置を調整する。


27. Working with the Starter Kit?
スターターキットを使っている?
 Revolution documentation の 'Using the Starter Kit' には、未ライセンスの Starter Kit についての情報や、これを使いこなすためのティップスなどが書かれている。これを使えば、Starter Kit の制限内で、あなたのスクリプトにより多くの機能を詰め込む方法を、学ぶことが出来る。


28. Paint tools not enough?
ペイントツールじゃ不足?

 Paint パレットのツールを使って、イメージを作ったり、編集することが出来る。

 更に高度なイメージ編集をするには、そのイメージのプロパティパレットの Image タブで、'Launch Editor' ボタンをクリックする。これによって、あなたの選んだプログラムでイメージが開かれるようになる。プログラム上で作業を終えたら必ずイメージを保存しなさい。これでイメージが自動的にアップデートされる。


29. Clarify your scripts
スクリプトを読みやすく

 Transcript 言語は大文字小文字を区別しないので、スクリプト中で大文字も小文字も同じように使うことが出来る。

 大文字のキャラクタを利用して、用語に含まれる単語の意味を掴みやすくすることが出来る。例えば 'showBorder' と 'showborder' はどちらも Transcript 上では同じ意味を持つが、前者の方が読みやすい。


30. Move quickly through a stack
スタック内を素早く移動する

 スタックの最初のカードに移動するには、Command キー( Mac OS と OS X )か Control キー( Unix と Windows )を押しながら、左向きの矢印キーを押す。

 最後のカードに移動するには、Command キーか Control キーを押しながら、左向きの矢印キーを押す。


31. Lost an object?
オブジェクトが見つからない?

 View メニューから 'Application Overview' を選択すると、開いているスタックの全コンポーネントの概要を見ることが出来る。

 Application Overview を使って、スタック中にある全てのカード、グループ、オーディオクリップ、ビデオクリップ、外部命令を見ることが出来る。任意のカードに移動して、コントロールを show/hide したり、オブジェクトのプロパティパレットを開いたり、任意のオブジェクトを削除することも可能である。


32. Add animation to your stack
スタックにアニメーションを追加する

 アニメーションを作るには、アニメーションさせたいオブジェクトを選択して、Tools メニューから 'Animation Manager' を選択する。

 Animation Manager は、アニメーションを作成し、スムーズに移動し、アニメーション中にメッセージを send するなどのプロセスを、自動的に行う。


33. Select a grouped object
グループ内のオブジェクトを選択する

 グループ編集モードに入らずにグループ内のオブジェクトを選択するには、Edit メニューの 'Select Grouped Controls' を選択してオプションをオンにする。そして選択したいオブジェクトをクリックする。

 グループ内のオブジェクトをクリックした時に、グループが選択されるようにするには、再度メニュー項目を選択して、このオプションをオフにする。


34. Create your own properties
自分のプロパティを作る

 カスタムプロパティは、あなたが名前と内容を設定することが出来るプロパティである。

 カスタムプロパティは、組み込みコマンドと同じ Transcript コマンドを使って、set したり get することが出来る。


35. Set up a menu bar
メニューバーのセットアップ

 任意のプラットホームで機能するメニューバーを簡単に作るには、Tools メニューから 'Menu Manager' を選択する。

 Menu Manager を使えば、ショートカットキーやセパレータなど、全てのメニューオプションを利用することが出来る。


36. Reconfigure Properties palettes
プロパティパレットを再編成する

 プロパティパレットの任意のタブを他のパレットに移動したり、そのタブだけのパレットを作ることが出来る。

 タブをドラッグするには、タブの下にあるドット部分をクリックして、それを他のプロパティパレットにドラッグ(タブを他のプロパティパレットに移動したい場合)するか、パレットの外にドラッグ(独立したパレットを作る場合)する。


37. Go beyond Transcript
Transcript の外の世界へ

 XCMD と XFCN( Mac OS と OS X システム上)や DLL( Windows )を使って、Revolution の能力を拡張することが出来る。

 XCMD や XFCN を使うには、それらをスタックのリソースフォークにコピーする。 DLL を参照するには、'externals' プロパティを利用する。拡張されたコマンドや関数は、Transcript と同じように使うことが出来る。


38. Not sure which control to create?

目的のコントロールを作れない?

 Object メニューの 'New Control' を使って、目的のコントロールを作ることが出来る。

 コントロールはカレントカードに作られ、オブジェクトタイプに従って適切なプロパティが設定される。例えばラジオボタンを作りたい時は、'Radio Button' を選択すれば、style プロパティを 'radioButton' に設定されたボタンを作ることが出来る。


39. Align controls to another control
コントロールを他のコントロールと整列させる

 Alignment パレットや Object メニューの 'Align Selected Controls' サブメニューを使ってコントロールを整列させる時、全てのコントロールは最初に選択したコントロールに合わせて整列される。

 コントロールを選択し直さずに、どのコントロールに整列させるかを変更するには、(既に選択されている)コントロールをクリックする。


40. Switch settings automatically
セッティングを自動的に切り替える

 プロファイル( profile )とは、異なる言語や外観を設定した、プロパティのセットである。

 Profile Manager を使えば、個々の言語や「スキン」用に別々スタックを用意しなくても、任意のオブジェクトのプロパティを簡単にセットアップしたり、切り替えたりすることが出来る。


41. Need an icon?
アイコンが欲しい?

 Development メニューから 'Image Library' を選択して、Standard Icons library をチェックしなさい。

 Standard Icons library には、チェイシングアロー(追いかけあう矢印アイコン)やプログレスインジケータ(進行バー)のようなアニメーションするアイコンも含めて、コントロールに使うことの出来るアイコンがたくさん含まれている。


42. Peek at invisible objects
見えないオブジェクトを覗く

 コントロールには visible プロパティがある。コントロールの visible を false にセットすると、そのコントロールは見えなくなる。

 visible プロパティを変更せずに、見えなくしたコントロールを編集するには、View メニューから 'Show Invisible Objects' を選択すれば、一時的にコントロールが見えるようになる。


43. Select a control without moving it
コントロールを動かさずに選択する

 ポインタツールでコントロールをクリックすると、思いがけずそれを数ピクセル動かしてしまうことがある。

 コントロールを動かさずに選択するには、Control - クリック( Mac OS と OS X )か、右クリック( Unix と Windows )する。


44. Drag all Revolution windows
Revolution の全てのウィンドウをドラッグする

 Revolution 開発環境のウィンドウを一度に移動するには、Alt キーを押しながらメニューバーをドラッグする。

 (このティップスは Unix と Windows システムでのみ有効)


45. Edit multiple object selections
複数のオブジェクトを編集する

 複数のオブジェクトを選択している時に、Shift キーを押しながら Control - クリック( Mac OS と OS X )か右クリック( Unix と Windows )すると、全てのオブジェクトに共通の、特別なコンテクストメニューが現れる。

 このコンテクストメニューにはオブジェクトプロパティを編集する項目や、選択されているオブジェクトを整列する項目などが含まれている。


46. Copy text from the documentation
ドキュメントからテキストをコピーする

 ヘルプなどのドキュメントからサンプルコードなどのテキストをコピーすることが出来る。

 テキストをコピーするには、Option キー ( Mac OS と OS X )か Alt キー( Unix と Windows )を押しながら、コピーしたいテキストをドラッグする。選択されたテキストは自動的にクリップボードにコピーされ、スクリプトなどにペースト出来るようになる。


47. Click to create a control
クリックでコントロールを作る

 任意のタイプのコントロールを簡単に作るには、Tools パレットのコントロールアイコンをクリックしてから、スタックウィンドウをクリックする。するとクリックした場所にデフォルトサイズのコントロールが作られる。

 コントロールのデフォルトサイズは、Preferences ウィンドウの Object Sizes セクションで変更することが出来る。


48. Lock the current tool
現在のツールにロックする

 (ブラウズツールやポインタツール以外の)ツールを選択してクリックすると、コントロールが作られたあとにポインタツールが選択される。

 ポインタツールに切り替えずにツールをそのまま使うには、ツールパレットのツールをダブルクリックする。これで、ツールを持ち変えることなく、次々とクリックでオブジェクトを作ることが出来るようになる。他のツールに持ち替えるまでツールがロックされる。


49. Simplify the Message Box
メッセージボックスをシンプルに

 スクリーンのスペースを節約するために、メッセージボックス右上にある三角アイコンをクリックして、メッセージボックスのボタンを隠すことが出来る。

 ボタン類が隠れた状態でも、Command - カンマ( Mac OS と OS X )や Control - カンマ( Unix と Windows )を使って、メッセージボックスのモードを次々と切り替えることが出来る。逆向きに切り替えるには Shift キーを併用する。


50. Store your favorite controls
お気に入りのコントロールを保存する

 Object Library に保存したコントロールは、あとで他のスタックにコピーして使うことが出来る。 Object Library は Development メニューから開く。

 Default Library は最初から Revolution に含まれているコントロールで、これらはあなたのスタックにコピーして使うことが出来る。たくさんのライブラリを作って、必要な部品を登録することも出来る。


51. Add your own utility plugins
ユーティリティプラグインを追加する

 Revolution で使えるプラグインを作ることが出来る。プラグインとは、ユーティリティや便利なコードを含んだスタックである。

 プラグインをインストールするには、それを Revolution フォルダの 'plugins' フォルダに置く。このプラグインは Development メニューの 'Plugins' サブメニューに現れる。サブメニューから 'Plugins Editor' を選択すれば、プラグインの動作を設定することが出来る。


52. Speed up documentation
素早くドキュメンテーション(ヘルプ項目)を参照する

 ドキュメンテーションに、頻繁に利用するセクションがあることに気が付くだろう。ドキュメンテーションウィンドウを開いたときにそのセクションが現れるようにするには、ウィンドウ下部にある 'Show this page when documentation opens' をクリックする。

 次回ドキュメンテーションウィンドウを開いた時は、ダイレクトにそのページに飛ぶ。


53. Allow copying from locked fields
ロックされたフィールドのコピーを許可する

 フィールドの lockText プロパティを true にセットして、traversalOn を false にセットすると、そのフィールドは編集をロックされ、ユーザーがテキストを選択することが出来なくなる。

 テキストの変更は出来ないが、コピーは出来る、という状態にするには、lockText と traversalOn の両方を true にする。


邦訳/文責:UDI
2002.01.22
2002.01.24

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