これは RuntimeRevolution 1.1.1 のヘルプにある文書を邦訳したものです。この文書の文責はUDIにあり、またUDIはこの文書についての一切の債務を負いません。 間違いがありましたら eudio@chabashira.co.jp までお知らせ下さい。この文書は必要と思われる時に適宜アップデートされます。

Help -> Revolution Documantation -> Development Guide -> ... -> How to...



How to access a value in an array variable
配列変数の値にアクセスするには
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参照:
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How to create an array variable, keys function

 配列変数は、ひとつの変数の中に値のリストが入っている。リストの各要素にはキー( key )と呼ばれる名前が付いている。

 配列の名前を使ってひとつの要素にアクセスするには、要素の名前をブラケット [] の中に入れる:

  arrayName[key]
 配列の参照をコンテナの参照として使うことが出来る。例えば下の文は配列の要素を変数に入れるものである:
  put myArray["this"] into myVariable

How to add a pattern to the Colors palette
カラーパレットにパターンを追加するには
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参照:
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Object menu > Colors and Patterns, brushPattern property, penPattern property

 あなたの作ったパターンやインポートしたイメージを、カラーパレットのパターンに追加して、スタック中で利用することが出来る。

 カラーパレットのパターンを見るには、パレット上部にあるパターンアイコン(右端のアイコン)をクリックして、そのポップアップメニューから 'Images in this stack' を選択する。

 スタックにある全てのイメージがパターンのリストに現れ、任意のイメージをクリックして、そのイメージでオブジェクトのタイリングパターンを作ることが出来る。


How to add an object to a group
グループにオブジェクトを追加するには
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参照:
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Object menu > Edit Group, Object menu > New Control, create command, editBackground property, start editing command

 既に存在するグループにオブジェクトを追加するには、グループ編集モードに入って、オブジェクトを作成する。グループ編集モードで作られたオブジェクトは、編集中のグループに追加される。

 グループ編集モードに入るには、start editing コマンドを使うか、Object メニューから 'Edit Group' を選択する。(グループに無いオブジェクトは一時的に隠される) このモードでグループ内のオブジェクトを選択したり、移動したり、削除したり、或いは新しいオブジェクトを作ることが出来る。グループの編集が終わったら、Object メニューから 'Stop Editing Group' を選択するか、stop editing コマンドを使う。

 ハンドラからオブジェクトをグループに追加するには、create コマンドを使う:
  create button "My Button" in group "My Group"

How to append data to the end of a file
ファイルの最後にデータを追加するには
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参照:
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How to export data to a file, write to file command

 ファイルを上書きせずに、その最後にデータを追加するには、write to file コマンドで append オプションを使う。

 例えば 'myFilePath' という変数にファイルのパスが入っている場合、このファイルの最後に 'Z' を追加するには、以下のようにする:
  open file myFilePath for append
  write "Z" to file myFilePath
  close file myFilePath

How to assign a keyboard equivalent to a button
キーボードショートカットをボタンに割り当てるには
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参照:
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How to assign a keyboard equivalent to a menu item, acceleratorKey property, acceleratorModifiers property

 キーボードショートカットをボタンに割り付けるには、ボタンのアクセスキー( acceleratorKey )と acceleratorModifiers プロパティを設定する。

 ユーザーが、acceleratorModifiers で設定されたキーと一緒にアクセスキーを押すと、ボタンに mouseUp メッセージが送られ、mouseUp ハンドラが実行される。

 キーボードショートカットは、これらのプロパティをハンドラから設定することも出来るし、ボタンのプロパティパレットから入力することも出来る。


How to assign a keyboard equivalent to a menu item
キーボードショートカットをメニューに割り当てるには
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参照:
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How to assign a keyboard equivalent to a button, Menu Manager Tutorial, acceleratorKey property, mnemonic property

 メニュー項目にキーボードショートカットを割り当てるには、メニュー項目名の後ろにスラッシュ( / )に続けて1文字キャラクタを置く。

 ユーザーが Command キー( Mac OS と OS X システム上)や Control キー( Unix と Windows システム上)と一緒にショートカットキャラクタを押すと、そのメニュー項目が選択される。

 ショートカットを追加するには、スクリプトからメニューの text プロパティを操作するか、(それがメニューバーのメニューなら) Menu Manager を使うか、プロパティパレットの Button タブからボタンの内容を変更しても良い。


How to assign help text to an object
オブジェクトにヘルプテキストを割り当てるには
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参照:
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Object menu > Object Properties, toolTip property

 オブジェクトの簡単なヘルプテキストを、オブジェクトの toolTip プロパティに設定することが出来る。

 ユーザーがオブジェクトの上にマウスを移動すると、そのティップスが小さなボックスに現れる。ツールチップはオブジェクトの機能を簡単に説明するのに用いられる。

 ツールチップを設定するには、ハンドラから toolTip プロパティをセットしても良いし、プロパティパレットの Basic タブにある tool tip を使っても良い。これはボタンのツールチップを設定する文である:
  set the toolTip of button "Find" to "Search for a title"

How to attach data to an object
オブジェクトにデータを入れるには
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参照:
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How to put text into a field, Object menu > Object Properties, Object menu > Card Properties, Object menu > Stack Properties, customKeys property, customProperties property, text property

 ボタンやフィールドにテキストを入れるには、text プロパティを用いる:
  set the text of field 6 to myInfo
  put "Help" into button "Data"
 より一般的な手段に、カスタムプロパティがある。任意のタイプのオブジェクトに、カスタムプロパティを作ることが出来る。カスタムプロパティを使えば、テキスト、数値、バイナリデータなど、どんな種類のデータでも、組み込みプロパティと同じように、オブジェクトに入れることが出来る。

 オブジェクトのプロパティパレットの Custom を使って、オブジェクトのカスタムプロパティを管理することが出来る。


How to cancel a pending event
処理待ちのイベントをキャンセルするには
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参照:
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How to schedule a future event, How to stop a running handler, cancel command, flushEvents function, pendingMessages function, send command

 send コマンドで予約され、まだ実行されていないイベントは、cancel コマンドを使ってキャンセルすることが出来る:
  cancel savedMessageID
 メッセージの ID は send コマンドを実行した時に result 関数で得られたもので、これを変数かカスタムプロパティに保存しておけば、予約されたメッセージをキャンセルすることが出来る。

 ユーザーのアクション(クリックなど)をキャンセルして、不要なハンドラが実行されないようにするには、flushEvents 関数を利用する。


How to center a window on the screen
ウィンドウをスクリーン中央に置くには
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参照:
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How to close a window, How to change the size and position of a window, location property, rectangle property, screenLoc function, windowBoundingRect property

 スタックウィンドウをスクリーンの中央に置くには、location プロパティをスクリーンの中央にする。メインスクリーンの中央は screenLoc 関数で得られるので、このような文をハンドラに入れるか、メッセージボックスから実行すれば良い:
  set the loc of stack "My Window" to the screenLoc
 ティップス: Revolution アプリケーションの編集可能ウィンドウ、モーダルダイアログ、モードレスダイアログ、パレットは全てスタックであり、location プロパティを使って、これらをスクリーン上のどこにでも移動することが出来る。


How to change a window's title
ウィンドウのタイトルを変えるには
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参照:
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Object menu > Stack Properties, Why is the card number in the window name?, Why is there an asterisk in the window name?, label property, name property

 スタックウィンドウのタイトルバーのタイトルを変えるには、スタックの label プロパティを変更する。

 Revolution アプリケーションの編集可能ウィンドウ、モーダルダイアログ、モードレスダイアログ、パレットは全てスタックであり、label プロパティを使って、これらのタイトルを変更することが出来る。もしスタックの label プロパティが設定されていなければ、タイトルバーにはそのスタックの名前が表示される。

 ウィンドウのタイトルを変更するには、これらのプロパティをハンドラやメッセージボックスから変更しても良いし、スタックのプロパティパレットの Stack タブで設定することも出来る。


How to change an object's color
オブジェクトの色を変更するには
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参照:
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How to change the color of text, How to find out the actual color of an object, Color Names Reference, Why don't buttons respect my color settings?, Object menu > Colors and Patterns, backgroundColor property, borderColor property, bottomColor property, colorNames function, focusColor property, foregroundColor property, hiliteColor property, owner property, shadowColor property, topColor property

 オブジェクトの色を変更するには、オブジェクトの color プロパティをセットする。最も良く使われるのは foregroundColor プロパティ(テキストと、グラフィクオブジェクトのライン)と、backgroundColor プロパティ(オブジェクトの塗りつぶし色)である。

 オブジェクトの8つの color プロパティを変更するには、これらのプロパティをハンドラから変更しても良いし、Colors palette から設定しても良い。

 ティップス: もしオブジェクトのカラープロパティが empty であった場合、その設定はオーナーから引き継がれる。例えばカードの foregroundColor が 'yellow' なら、そのカード上の全てのオブジェクトのテキストは黄色になる。


How to change behavior depending on the platform
プラットホームごとに動作を変えるには
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参照:
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How to preview how a stack will look on other platforms, Supported Platforms Reference, lookAndFeel property, platform function

 スタックがどのプラットホームで動いているかを見るには、platform 関数を使う。そして if/then や swith などの制御構造を使って、プラットホームごとの異なった作業をすれば良い。
on startup
  if the platform is "MacOS" then doMacStuff
  else if the platform is "Win32" then doWindowsStuff
  else doUnixStuff
end startup

How to change the color of text
テキストのカラーを変更するには
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参照:
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How to change the font of text, How to change the size of text, How to change the style of text, How to find out the actual color of an object, Color Names Reference, Why do fonts and colors change when I create a standalone application?, Why don't buttons respect my color settings?, Object menu > Colors and Patterns, Text menu > Color, Shortcut to remove font changes from text, effective keyword, foregroundColor property, penColor property

 テキストのカラーを変更するには、テキストの foregroundColor プロパティを設定する。フィールドの foregroundColor (や、フィールドチャンク)をハンドラから設定しても良いし、Text メニューの 'Color' サブメニューから、選択したテキストやオブジェクトのカラーを設定しても良い。また Colors パレットを使って、オブジェクトのテキストカラーを変更することも出来る。

 ティップス: 'Color' サブメニューには、予め用意されたカラーが表示される。これ以外のカラーを選択するには、(オブジェクトを選択しないで) Object メニューの 'Colors and Patterns' を選択して、パレットの下の方にある 'Pen Color' をクリックしてから、希望するカラーを選ぶ。そして 'Color' サブメニューから 'Pen Color' を選択すれば、テキストがそのカラーになる。


How to change the cursor
カーソルを変えるには
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参照:
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How to change tools, cursor property, lock cursor command, unlock cursor command

 カーソルの形を変えるには、cursor プロパティに、カーソル名を設定する。組み込みのカーソルには、arrow、hand、iBeam、watch、clock、busy、plus、cross、help、そして none がある。

 独自にデザインしたカスタムカーソルを使うには、cursor プロパティに、そのイメージの ID をセットする。

 ティップス: ハンドラの実行が終了すると、カーソルは自動的に標準カーソルに戻る。ハンドラの実行が終わった後もそのカーソルを保持させるには、cursor プロパティを設定したあとで、lock cursor コマンドを実行する。


How to change the font of text
テキストのフォントを変更するには
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参照:
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How to change the color of text, How to change the size of text, How to change the style of text, Object menu > Text, Text menu > Font, Shortcut to remove font changes from text, effective keyword, fontNames function, textFont property

 テキストのフォントを変更するには、そのテキストの textFont プロパティを変更する。ハンドラからフィールド(やフィールドのチャンク)の textFont を変更してもいいし、Text メニューの 'Font' サブメニューから、選択されているテキストや、選択されているオブジェクトのフォントを設定することも出来る。

 ティップス: 'Font' サブメニューから 'Use Owner' を選択すると、テキストの textFont プロパティは empty になる。これによって、選択されているテキストは、そのテキストの入っているフィールドのデフォルトフォントになる。もしオブジェクトが選択されていた場合は、そのオブジェクトのテキストは、カードのデフォルトフォントになる。


How to change the order of cards in a stack
スタックのカードの順番を変更するには
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参照:
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How to change the tab order of controls on a card, How to go to another card, How to move one control in front of another, How to sort the contents of a field, Object menu > Card Properties, View menu > Go First, View menu > Go Prev, View menu > Go Next, View menu > Go Last, Shortcut to go to the next card, Shortcut to go to the previous card, layer property, number property, sort command

 カードの layer プロパティは、スタックの中のカードの順番を決定する。例えば最初のカードの layer は 1 である。カードの layer プロパティを設定すれば、スタック中のカードの位置を、任意の場所に移動することが出来る。

 このプロパティをハンドラやメッセージボックスから変更することも出来るし、カードのプロパティパレットの Basic タブから、カードの layer を変えることも出来る。

 カードの layer を変えた時、その位置にあったカードは、ひとつ後ろに下がる。例えばあるカードの layer を 3 にすると、元々3番目にあったカードは、4番目の位置になる。


How to change the pen color
ペンカラーを変えるには
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参照:
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Color Names Reference, Object menu > Colors and Patterns, Text menu > Color > Pen Color, brushColor property, penColor property

 ペンカラーとは、ペイントツールのペン、ライン、曲線で使われるカラーであり、Text メニューの 'Color' で設定することが出来る。ペンカラーを変更するには、penColor プロパティを変更する。ハンドラからこのプロパティを変更することも出来るし、カラーパレットでペンカラーを選択することも出来る。

 カラーパレットでペンカラーを選択するには、Object メニューの 'Colors and Patterns' を選択する。カラーパレット上部にある Editing ポップアップメニューから 'the paint environment' を選択。次いでパレットの下部にある 'Pen Color' ボックスをクリックして、使いたいカラーを選択する。

 これは penColor プロパティに緑を設定する文である:
  set the penColor to "Green"

How to change the size and position of a window
ウィンドウのサイズや位置を変更するには
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参照:
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How to center a window on the screen, How to close a window, Object menu > Stack Properties, formattedHeight property, formattedWidth property, height property, location property, rectangle property, width property

 スタックウィンドウのサイズや位置を変更するには、rectangle プロパティと location プロパティを設定する。これらのプロパティをハンドラから設定するか、スタックのプロパティパレットにある Basic タブから、サイズと位置を設定することも出来る。

 プロパティパレットには Width フィールドと Height フィールドがあり、これでスタックの幅と高さを変えることが出来るディスクロージャトライアングルをクリックすれば、オブジェクトの位置と大きさを調整する部分が現れる。

 スタックには、left、bottom、topRight などのような、関連したプロパティもある。スタックウィンドウの縁やコーナーの座標を指定したければ、ハンドラからこれらのプロパティを設定することが出来る。


How to change the size and position of an object
オブジェクトのサイズや位置を変更するには
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参照:
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How to change the size and position of a window, Object menu > Align Selected Controls, Object menu > Alignment palette, Shortcut to equalize heights of selected controls, Shortcut to equalize height and width of a control, Shortcut to equalize widths of selected controls, height property, location property, rectangle property, width property

 オブジェクトのサイズや位置を変更するには、rectangle プロパティと location プロパティを設定する。これらのプロパティをハンドラから設定するか、オブジェクトのプロパティパレットにある Basic タブから、サイズと位置を設定することも出来る。

 プロパティパレットには Width フィールドと Height フィールドがあり、これでオブジェクトの幅と高さを変えることが出来る。ディスクロージャトライアングルをクリックすれば、オブジェクトの位置と大きさを調整する部分が現れる。

 オブジェクトには、left、bottom、topRight などのような、関連したプロパティもある。オブジェクトの縁やコーナーの座標を指定したければ、ハンドラからこれらのプロパティを設定することが出来る。


How to change the size of text
テキストのサイズを変更するには
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参照:
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How to change the color of text, How to change the font of text, How to change the style of text, Why do lines of text overlap?, Object menu > Text, Text menu > Size, Shortcut to remove font changes from text, effective keyword, fontSizes function, formattedHeight property, formattedWidth property, lineHeight property, textSize property

 テキストのサイズを変えるには、テキストの textSize プロパティを変更する。ハンドラからフィールド(やフィールドのチャンク)の textSize を変更することも出来るし、Text メニューの 'Size' サブメニューから、選択されているテキストや、選択されているオブジェクトのテキストサイズを変更することが出来る。

 ティップス: 'Size' サブメニューから 'Use Owner's Size' を選択すると、テキストの textSize プロパティは empty になる。これによって、選択されているテキストは、そのテキストの入っているフィールドのデフォルトサイズになる。もしオブジェクトが選択されていた場合は、そのオブジェクトのテキストは、カードのデフォルトのテキストサイズになる。


How to change the style of text
テキストのスタイルを変更するには
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参照:
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How to change the color of text, How to change the font of text, How to change the size of text, Object menu > Text, Shortcut to remove font changes from text, effective keyword, textStyle property

 テキストのスタイルを変えるには、テキストの textStyle プロパティを変更する。ハンドラからフィールド(やフィールドのチャンク)の textStyle を変更することも出来るし、Text メニューからスタイルを選んで、選択されているテキストや、選択されているオブジェクトのテキストスタイルを変更することが出来る。

 ティップス: ハンドラからスタイルを加える(例えば強調文字を強調+イタリックにする)には、このような文を用いる:
  set the textStyle of line 2 of field "Example" to \
     (the textStyle of line 2 of field "Example","italic")

How to change the tab order of controls on a card
カード上のコントロールのタブ順を変更するには
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参照:
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How to change the order of cards in a stack, How to move one control in front of another, Why doesn't the Tab key move to the next field?, Why is there a border around controls?, Object menu > Alignment Palette, layer property, number property

 カード上のコントロールのタブ順を変更するには、それぞれのコントロールの layer プロパティを変更する。一番下にあるコントロールのタブ順が1番である。 Tab キーを押すと、traversalOn プロパティが true になっている次のコントロールがアクティブ(フォーカスされた状態)になる。

 ハンドラからこれらのプロパティを変更しても良いし、Alignment パレットの 'Relayer Down' を使えば、選択されている全てのコントロールのタブ順を、選択順に揃えることが出来る。 Alignment パレットを開くには、Object メニューから 'Alignment Palette' を選択する。

 ティップス: traversalOn プロパティを false にすれば、そのコントロールはタブキーで選択されなくなる。


How to change tools
ツールを変えるには
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参照:
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How to change the cursor, Tools menu > Browse Tool, Tools menu > Pointer Tool, Tools menu > Tools Palette, Tools menu > Paint Palette, Shortcut to switch between browse and pointer tool, choose command, tool property

 choose コマンドを使って、ツールを変えることが出来る。

 ツールは、編集可能ウィンドウをクリックした時に、何が起こるかを決定する。ボタンをクリックしたり、フィールドに文字を入力したいなら、ブラウズツールを使う。オブジェクトを選択したり移動したいなら、ポインタツールを使う。他にオブジェクトを作るツールや、イメージオブジェクトにペイントするツールもある。

 ハンドラやメッセージボックスから choose コマンドを使っても良いし、使いたいツールをツールパレットやペイントパレットでクリックしても良い。

 ティップス: ハンドラから tool プロパティを参照すれば、現在どのツールがアクティブかを知ることが出来る。


How to check whether AppleScript is installed
AppleScript がインストールされているかをチェックするには
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参照:
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alternateLanguages function, do command

 もしあなたのアプリケーションで、do コマンドを使って AppleScript を実行したり、他の OSA 言語を利用したいなら、そのコードを実行する前に、その言語がインストールされているかをチェックしなければならない。

 OSA 言語がインストールされているかどうか調べるには、alternateLanguages 関数を利用する。このサンプルは、AppleScript がインストールされているか調べるものである:
  if "AppleScript" is not among \
     the lines of the alternateLanguages then
    answer "AppleScript must be installed."
    exit to top
  end if


How to close a window
ウィンドウを閉じるには
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参照:
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How to show or hide a window, File menu > Close, File menu > Close and Remove From Memory..., close command, delete stack command, destroyStack property

 スタックウィンドウを閉じるには、File メニューの 'Close' を選択するか、ハンドラやメッセージボックスから close コマンドを使用する。( Revolution アプリケーションの編集可能ウィンドウ、モーダルダイアログ、モードレスダイアログ、パレットは、全てスタックであり、これらは close コマンドで閉じることが出来る) 

 重要! 同じスタックファイルにある他のスタックが開いている時、或いはスタックの destroyStack プロパティが false の時は、スタックウィンドウを閉じても、そのスタックはメモリ上から消えない。スタックをメモリ上から取り除くには、File メニューの 'Close and Remove From Memory' を使うか、ファイル内の全てのスタックを閉じてから、delete stack コマンドでメインスタックをメモリ上から取り除く。


How to copy a card
カードをコピーするには
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参照:
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How to move a card, copy command, paste command

 カードをコピーするには、カードを選択して Edit メニューから 'Copy Objects' を選択するか、ハンドラやメッセージボックスから copy コマンドを実行する。

 カードを選択するには、ポインタツールでカードをダブルクリックする。選択されたカードは、コピーやペーストが可能である。

 これはカレントカードをクリップボードにコピーする文である:
  copy this card
 コピーしたあとにペーストしたい位置に移動して、Edit メニューから 'Paste Objects' を選択するか、paste コマンドを実行する。カードはカレントスタックの、現在のカードの後ろにペーストされる。


How to copy styled text between fields
フィールド間でスタイル付きテキストをコピーするには
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参照:
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How to copy text between fields, How to import and export styled text, htmlText property

 フィールド間で、フォント、サイズ、スタイル、カラーといったスタイル付きのテキストをコピーするには、フィールドの htmlText プロパティを用いる。

 この文は、フィールド 'Source' のテキストを、全てのスタイルを保ったまま、フィールド 'Destination' にコピーするものである。
  set the htmlText of field "Destination" to \
     the htmlText of field "Source"
 ティップス: スタイル情報が不要で、テキストだけをコピーしたいなら、put コマンドを使用する。


How to copy text between fields
フィールド間でテキストをコピーするには
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参照:
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How to copy styled text between fields, File menu > Copy, File menu > Paste, put command, text property

 フィールド間でテキストをコピーするには、File メニューから 'Copy Text' を選択するか、ハンドラから put コマンドを実行する。

 'Copy Text' メニュー項目を使ったあと、テキストをペーストしたい位置をクリックして、Edit メニューから 'Paste Text' を選択する。

 これはフィールド 'Source' の内容を、フィールド 'Destination' にコピーするものである:
  put field "Source" into field "Destination"
 ティップス: before キーワードや after キーワードを put コマンドと併用すれば、コピー先のフィールドにあるテキストを削除せずに、新しいテキストを追加する。


How to create a control
コントロールを作るには
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参照:
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How to draw a shape, Tools menu > Tools Palette, Object menu > New Control, copy command, create command

 コントロールを作るには、File メニューの 'New Control' サブメニューから項目を選択するか、或いは、ツールパレットから(ブラウズツールとポインタツール以外の)ツールを選択して、スタックウィンドウ上でマウスをドラッグするか、ハンドラやメッセージボックスから create コマンドを実行する。

 'New Control' サブメニューで選択したコントロールは、Preferences ダイアログで設定されたデフォルトのサイズで、カレントスタック上に作られる。

 create コマンドは、指定したコントロールを作る。

 ティップス: 新しいコントロールを作ったあとは、自動的にポインタツールに切り替わる。ブラウズツールに戻すためには、choose コマンドを利用する。


How to create a hypertext link
ハイパーテキストリンクを作るには
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参照:
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Text menu > Link, clickChunk function, clickText function, link keyword, hide groups command, show groups command, textStyle property

 フィールドにハイパーテキストリンクを作るには、mouseDown ハンドラか mouseUp ハンドラで clickText 関数を使ってユーザーがクリックしたテキストを調べ、そのテキストに応じて何かを実行すれば良い。このサンプルは、クリックされたカード名のカードに移動するものである:
  on mouseDown
    if there is a card (the clickText)
    then go card (the clickText)
  end mouseDown
 ティップス: 複数の単語をリンク対象にするには、そのテキストのスタイルを 'link' にする。


How to create a new card
新しいカードを作るには
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参照:
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How to create a stack, Why do unwanted objects appear on new cards?, Object menu > New Card, create card command, templateCard keyword

 新しいカードを作るには、Object メニューから 'New Card' を選択するか、ハンドラやメッセージボックスから、create card コマンドを実行する。

 ティップス: 同じプロパティを持つカードを作るには、templateCard プロパティをセットする。新しく作られたカードは templateCard の設定を読み、自動的にセットアップされる。


How to create a palette
パレットを作るには
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参照:
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How to edit a palette or dialog box, activatePalettes property, hidePalettes property, palette command, raisePalettes property, style property

 パレットを作るには、パレットにしたいスタックを作り、そこにボタン(やその他のコントロールなどを)置く。

 そのスタックをパレットウィンドウに表示するには、palette コマンドを実行する。


How to create a radio button cluster
ラジオボタン群を作るには
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参照:
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Object menu > Group, Object menu > New Control > Radio Button, autoHilite property, hilitedButtonName property, radioBehavior property

 ラジオボタン群を作るには、いくつかのラジオボタンを作って、それをグループ化する。グループ化されたラジオボタンは自動的にラジオボタン群( radio button cluster )として働く:ハイライトするのは一度にひとつだけで、ひとつのボタンをクリックすると、グループ内の他のボタンは自動的にハイライトが解除される。

 ラジオボタンをグループ化してひとつのラジオボタン群にするには、全てのボタンを選択して、Object メニューから 'Group' を選択する。これらのボタンはひとつのグループになり、一度にひとつしかハイライトしないようになる。


How to create a scrolling window
スクロール可能ウィンドウを作るには
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参照:
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hScroll property, hScrollbar property, lockLocation property, vScroll property, vScrollbar property

 スクロール可能なウィンドウを作るには、カード上の全てのオブジェクトを、スクロールさせるグループの中に入れる。そのグループをスタックウィンドウと同じサイズにして、グループをスクロールさせれば、ウィンドウ内がスクロールするようになる。

 グループに水平垂直のスクロールバーを表示させるには、グループの hScrollbar プロパティと、vScrollbar プロパティを true にする。これらのプロパティは、ハンドラやメッセージボックスから設定することも出来るし、グループのプロパティパレットから vertical スクロールバーや horizontal スクロールバーを、表示するか隠すか設定することも出来る。

 ティップス: グループのサイズをウィンドウにフィットさせたあと、グループの lockLocation プロパティを true にする。これによって、カードを切り替えた時にグループがリサイズされてしまうことを避けることが出来る。


How to create a separator line in a menu
メニューに区切り線を作るには
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参照:
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Menu Manager Tutorial, Object menu > Object Properties

 メニューボタンの中に区切り線を作るには、メニューの中の区切り線を起きたい場所に、にダッシュ( - )を置く。メニューが表示される時、ダッシュは区切り線として描かれる。

 メニューボタンの内容にダッシュを置けば、それがメニューに反映される。プロパティパレットの Button タブを利用するか、set コマンドを使って、ボタンの text プロパティをセットすることも出来る。

 それがメニューバーのメニューなら、Menu Manager の Separator ボタン( Delete Item ボタンの右にある)を使って、選択されているメニュー項目の下に区切り線を追加することも出来る。


How to create a stack
スタックを作るには
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参照:
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File menu > New Mainstack, File menu > New Substack of (mainstack name), create stack command, templateStack keyword

新しいスタックを作るには、File メニューから 'New Mainstack' か 'New Substack' を選択するか、ハンドラやメッセージボックスから create stack コマンドを使用する。

 'New Mainstack' メニュー項目を選択すると、新しいメインスタックが作成され、スタックファイルの最初のスタックになる。新しいアプリケーションで作業を始める時や、新しいファイルを作る時は、これを利用する。 'New Substack' メニュー項目を選択すると、カレントスタックのスタックファイルに、サブスタックを作る。これはアプリケーションにウィンドウを追加したい時に利用する。

 create stack コマンドは、新しいメインスタックを作る。


How to create a standalone application
スタンドアローンアプリケーションを作るには
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参照:
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How to distribute a stack to users on other platforms, Why can't I create a standalone MacOS application?, Supported Platforms Reference, File menu > Build Distribution..., Getting Started Tutorial, environment function

 スタンドアローンアプリケーションを作るには、Distribution Builder を使う。 Distribution Builder を開くには、File メニューから 'Build Distribution' を選択する。

 Distribution Builder の Platform チェックボックスは、ビルドするプラットホームを示している。あるプラットホーム用のアプリケーションは他のプラットホームでは起動しないので、Distribution Builder はプラットホームごとに別のフォルダを作る。


How to create an array variable
配列変数を作るには
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参照:
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How to access a value in an array variable, How to declare a variable, keys function

 配列変数( array variable )を作る方法は、普通の変数を作るのと同じである: local コマンドや global コマンドを使って宣言するか、put コマンドで何かを入れる。

 既に存在する配列変数に新しい要素を入れるには、単に何かを配列要素として入れるだけで良い。配列要素を指定するには、ブラケット([])の中に要素のキーを入れて、変数名の後ろに付ける。例えば 'Hello World' を 変数 'myArray' の 'message' という名前の要素に入れるには、このような文を使う:
put "Hello World" into myArray["message"]
もし変数の中に 'message' という要素が存在しなければ、自動的に作られる。


How to declare a variable
変数を宣言するには
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参照:
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How to create an array variable, Why does a variable lose its value?, constant command, explicitVariables property, delete variable command, global command, local command, variableNames function

 ハンドラ内でローカル変数を使うには、宣言をする必要はない。 put コマンドで何かを入れれば、自動的にローカル変数が作られる。 local コマンドを使って、ローカル変数を宣言することも出来る。

 グローバル変数を使うには、その変数を使う全てのハンドラで宣言が必要である。グローバル変数を宣言するには global コマンドを使う。そのスクリプト内の全ハンドラで共有するローカル変数、グローバル変数は、ハンドラの外で宣言する必要がある。

 explicitVariables プロパティを true にすれば、全ての変数(ローカル変数を含む)に宣言が必要になる。


How to delete an object
オブジェクトを削除するには
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参照:
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How to select a group, How to make objects appear on more than one card, Edit menu > Clear, Object menu > Remove Group, delete command, remove command

 選択されているオブジェクトを削除するには、Edit メニューから 'Clear Objects' を選択するか、ハンドラやメッセージボックスから delete コマンドを使用する。

 スタックからグループを削除せずに、カードからそれを取り除くには、グループを選択して、Object メニューの 'Remove Group' を実行するか、ハンドラやメッセージボックスから、remove コマンドを使用する。


How to display a dialog box
ダイアログボックスを表示するには
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参照:
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How to close a window, How to edit a palette or dialog box, Why doesn't the ask or answer dialog appear in my standalone?, answer command, answer file command, answer folder command, answer printer command, ask command, ask file command, ask folder command, modal command, modeless command, style property

 簡単なダイアログボックスを表示するには、ハンドラやメッセージボックスから、ask コマンドか answer コマンドを使用する。 ask コマンドは、ユーザーにテキスト入力を求めるコマンドである。 answer コマンドは、メッセージを表示したり、ユーザーに選択させるためのコマンドである。

 任意のオブジェクトを含んだカスタムダイアログボックスを作ることが出来る。カスタムダイアログボックスを作るには、任意のコントロールを含んだスタックを作る。(スタックを閉じる mouseUp ハンドラのあるボタンをひとつは置くこと) それから modal コマンドを使って、そのスタックをダイアログボックスとして表示する。


How to display another stack in the current window
カレントウィンドウに他のスタックを表示するには
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参照:
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How to go to another card, How to open a stack, Why does an object or window flicker?, go command

 スタックを別のウィンドウに表示するには、ウィンドウを指定して go コマンドを使用する。例えば 'Hate' というスタックが開いている時に下の文を実行すると、同じウィンドウに 'Love' スタックが開く。
 go stack 'Love' in window 'Hate'
 2つのスタックの高さと幅が同じならば、(ウィンドウ内容とウィンドウタイトルが変わる以外に)ウィンドウの見た目は変化しない。このコマンドを使えば、ユーザーに気付かれることなく2つのスタックを使うことが出来る。


How to display objects on more than one card
複数のカードにオブジェクトを表示するには
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参照:
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How to select a group, How to select a control, Object menu > Group Selected, Object menu > Place Group, backgroundBehavior property, group command, place command, remove command

 ひとつのオブジェクト(やオブジェクトのセット)を複数のカードに表示するには、これらをグループのパーツにする。グループにしたいオブジェクトを選択して、Object メニューから 'Group Selected' を選択する。

 これらのオブジェクトはグループ化され、Object メニューの 'Place Group' からグループを選択すれば、表示したいどのカードの上にも置くことが出来るようになる。(複数のグループを使う場合は、グループに分かりやすい名前を漬けた方が良い) ハンドラやメッセージボックスから place コマンドを使って、カード上にグループを置くことも出来る。

 ティップス: カレントカードに backgroundBehavior プロパティが true であるグループがあった場合、新しいカードを作ると、そのグループが自動的に新しいカードに置かれる。


How to display text on a card
カードにテキストを表示するには
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参照:
--------------
How to prevent changing a field's text, Why can't I select, copy, or paste text?, Object menu > Object Properties, Object menu > New Control > Label Field, lockText property, showBorder property

 カードにテキストを表示するには、そのテキストをフィールドオブジェクトに入れる。

 固定されたテキストを表示するフィールドを作るには、フィールドの lockText プロパティを true に、traversalOn、opaque、showBorder プロパティを false にする。これらのプロパティをハンドラやメッセージボックスから設定しても良いし、フィールドのプロパティパレットの Basic タブと Field タブからも設定することが出来る。

 これらのプロパティがプリセットされたフィールドを作るには、Object メニューの 'New Control' サブメニューから、'Label Field' を選択する。フィールドのプロパティパレットの Field タブから、テキストを編集することが出来る。


How to distribute a stack to users on other platforms
他のプラットホームのユーザーにスタックを配布するには
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参照:
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How to create a standalone application, How to preview how a stack will look on other platforms, Supported Platforms Reference, File menu > Build Distribution..., charSet property, platform function

 スタックを配布するには、単にそれをコピーするか、ダウンロード出来るようにすれば良い。一般的には、スタックに手を加える必要はない。ユーザーが Revolution のいずれかのエディション(フリーのスターターキットでも)を持っていれば、スタックを使用することが出来る。またターゲットのプラットホーム用に、スタンドアプリケーションを作ることも出来る。

 ティップス: Unix か Windows でセーブしたスタックを Mac OS か OS X システムで開いた時(あるいはその逆の時)、スタック内のテキストは自動的に適切なキャラクタセットに変換される。この処理には少し時間がかかるので、ユーザーの使うプラットホームが特定出来るなら、そのプラットホーム上で保存しておくことを奨める。


How to draw a shape
シェイプを描くには
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参照:
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How to create a control, Object menu > New Control > Rectangle Graphic, Object menu > New Control > Oval Graphic, Object menu > New Control > Curve Graphic, Object menu > New Control > Round Rect Graphic, Object menu > New Control > Polygon Graphic, Object menu > New Control > Line Graphic, Object menu > New Control > Regular Polygon Graphic, graphic keyword, points property, style property

 Graphic ツールを使って、シェイプを描くことが出来る。グラフィックのスタイル( curve、oval、rectangle、round rectangle、polygon )はそのグラフィックの style で決まるので、グラフィックの style を変更して、その形を変えることが出来る。

 ドローグラフィックをフリーハンドで描くには、ツールパレットからグラフィックアイコンをひとつクリックしてから、マウスをドラッグする。

 ハンドラでは、templateGraphic に希望するスタイルを設定してから、グラフィックツールでグラフィックを描くことが出来る。(ツールパレットのグラフィックアイコンをクリックすると、templateGraphic のスタイルを設定して、ツールを Graphic ツールに持ち替えている)


How to edit a palette or dialog box
パレットやダイアログを編集するには:
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参照:
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How to create a palette, How to display a dialog box, How to edit objects in a stack window, Shortcut to display a contextual menu, modal command, modeless command, palette command, style property, topLevel command

 Revolution の編集ツール(ポインタツールや、Objects メニューの 'New Control' サブメニューから選択出来るもの)は、編集可能ウィンドウでしか働かず、パレットやモーダルダイアログ、モードレスダイアログでは使うことが出来ない。

 topLevel コマンドを使ってスタックを一時的に編集可能ウィンドウにすれば、これらのツールが使えるようになる:
  topLevel "My Stack"
 ティップス: もしスタック名が分からない時は、このような文をメッセージボックスに入れて、マウスポインタをスタック上に移動してから、Return キーを押せば良い:
  topLevel the mouseStack

How to edit an object's script
オブジェクトのスクリプトを編集するには
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参照:
--------------
About the structure of a script, Object menu > Object Properties, Object menu > Card Properties, Object menu > Stack Properties, Shortcut to display a contextual menu (browse tool), Shortcut to display a contextual menu (pointer tool), Shortcut to edit a control's script, Shortcut to edit the card script, Shortcut to edit the selected control's script, Shortcut to edit the stack script, edit script command

 オブジェクトのスクリプトを編集するには、スクリプトエディタパレットを使う。スクリプトエディタを開くには、オブジェクトのプロパティパレットで Script タブをクリックする。

 ハンドラやメッセージボックスからスクリプトエディタを直接開くには、このような文を使う:
  edit script of object
 スクリプトエディタを開かずに、ハンドラやメッセージボックスからオブジェクトのスクリプトを変更するには、set コマンドを利用する。

 ティップス: オブジェクトのスクリプトを開くには、他にいくつかの方法がある。ドキュメンテーションの Shortcuts セクションを参照しなさい。


How to edit objects in a stack window
スタックウィンドウのオブジェクトを編集するには
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参照:
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How to edit a palette or dialog box, Tools menu > Pointer Tool, Tools menu > Tools Palette, View menu > Application Overview

 フィールドやボタンなどのコントロールは、スタックウィンドウに表示される。これらを移動したり、リサイズするには、ポインタツールを使う。

 ポインタツールを使うには、ツールパレットの右上にある矢印アイコンをクリックするか、Tools メニューから 'Pointer Tool' を選択する。ポインタツールを使うと、作業したいオブジェクトをクリックして選択することが出来る。オブジェクトを違う場所にドラッグしたり、ドラッグのコーナーにあるハンドラをドラッグしてオブジェクトをリサイズすることが出来る。 Object メニューの 'Object Properties' を選択すると、オブジェクトの設定を変えることが出来る。

 ポインタツールは編集可能ウィンドウでしか使えず、ダイアログボックスやパレットでは使用できない。これらのウィンドウでポインタツールを使うには、一時的にウィンドウを編集可能ウィンドウに変更する。


How to enable or disable a control
コントロールの使用可能と使用不可を切り替えるには
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参照:
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Why can't I select, copy, or paste text?


 コントロールの使用可能と使用不可を切り替えるには、コントロールの enabled プロパティか、disabled プロパティを使う。(この2つは互いに逆の値を持つ。片方を true にセットすると自動的にもう片方が false になり、片方を false にすれば、もう片方は true になる)

 disabled(使用不可)のコントロールは見た目が薄くなり、クリックなどのユーザーのアクションに反応しなくなる。 disabled のフィールドのテキストは変更出来ないし、disabled のボタンはクリックしてもハイライトしない。そして disabled のスクロールバーはスクロールさせることが出来ない。

 ハンドラやメッセージボックスからこれらのプロパティを変更することも出来るし、コントロールのプロパティパレットの Basic タブから、コントロールの使用可能、使用不可を切り替えることも出来る。


How to estimate how much memory your application will need
アプリケーションの必要メモリを調べるには
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参照:
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Memory and Limits Reference, About Revolution system requirements, Why am I running out of memory?, Why is Revolution taking more memory than its allocation?, hasMemory function, heapspace function


 スタンドアローンアプリケーションが必要とするメモリは、プラットホームや、コードの複雑さ、Revolution カスタムライブラリの使用状況や、一度に開くウィンドウの数など、多くの要因によって異なる。

 一般的には、メモリに読み込まれるスタックのサイズ(と、ピクチャーやムービーファイルなど、コントロールが参照する外部ファイル)の大きさに、4M を加えたものが、必要メモリの概算となる:

   読み込まれるスタックの全サイズ
 + 表示する外部ファイルの全サイズ
 + 4メガバイト
 = メモリの最低必要量(概算)


How to evaluate an expression
表現式を評価するには
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参照:
--------------
How to execute a command, Tools menu > Message Box, () operator, call command, value function


 表現式を評価するには、それをメッセージボックスに入れるか、ハンドラで使用する。

 表現式をメッセージボックスに入れて Enter キーか Return キーを押せば、その式が評価される。結果はメッセージボックスに現れる。例えばこの表現式をメッセージボックスに入れると、4 が返される。
  1 + 1 * 2 + 2 / 2
 ハンドラ内で強制的に式を評価させるには、value 関数を使うか、式を括弧の中に入れる。


How to execute a command
コマンドを実行するには
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参照:
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How to evaluate an expression, Tools menu > Message Box


 コマンドを実行するには、ハンドラかメッセージボックスの中に、コマンド名と、必要なパラメータを書く。

 メッセージボックスでコマンドを実行するには、メッセージボックスにコマンドを入れて、Enter キーか Return キーを押す。コマンドの返値はメッセージボックス内に返される。例えばこの行をメッセージボックスに入れると、コンピュータはビープ音を2度鳴らす:
  beep 2

How to export data to a file
データをファイルに書き出すには
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参照:
--------------
How to append data to the end of a file, How to import data from a file, About filename specifications and file paths, binFile keyword, file keyword, put command, resFile keyword, URL keyword, write to file command


 データをファイルに書き出すには、データを file URL に入れる。

 例えばフィールドの内容を、カレントフォルダ内の 'test.txt' ファイルに入れるには、ハンドラかメッセージボックスでこのような文を使う:
  put field 3 into URL "file:test.txt"
 ティップス: バイナリ(テキスト以外)のデータを書き出すには、file URL ではなく binfile URL を用いる。

 ティップス: メモリの範囲内で大きなファイルを扱うには、write to file コマンドを利用する。


How to find out the actual color of an object
オブジェクトの実際の色を見つけるには
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参照:
--------------
How to change an object's color, How to change the color of text, Why do fonts and colors change when I create a standalone application?, Why don't buttons respect my color settings?, effective keyword


 オブジェクトが使っているカラーを得るには、color プロパティに effective キーワードを付ける。

 オブジェクトにカラーが設定されておらず、color プロパティが empty の時は、そのオーナーのカラーが継承されている。例えばボタンの foregroundColor が empty なら、ボタンはカードの foregroundColor を使う。カラーの foregroundColor も empty なら、スタックの foregroundColor が使われる。ボタンのオーナーを調べ、実際に使われている foregroundColor を知るには、このような文を使う:
  get the effective foregroundColor of button "My Button"
 effective キーワードは、継承されている任意のプロパティを調べるのに使える。


How to find out the location of the current stack's file
カレントスタックの場所を調べるには
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参照:
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About filename specifications and file paths, Why can't I find a stack I just saved?, defaultFolder property, filename of stack property, stackFiles property

 カレントスタックの含まれているファイルの位置を調べるには、スタックプロパティの filename を使う。

 ハンドラかメッセージボックスでこのような文を使えば、カレントスタックのファイルパスを得ることが出来る:
  set the itemDelimiter to "/"
  get item 1 to -2 of the effective filename of this stack

How to find out where the mouse pointer is
マウスポインタの位置を調べるには
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参照:
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How to simulate a mouse click, mouseLoc function, screenMouseLoc property

 ハンドラの中でマウスポインタの位置を調べるには、mouseLoc 関数を使う。

 ティップス: mouseLoc 関数は、カレントスタックを基準にしたマウスポインタの座標を返す。スクリーンを基準にしたマウスポインタの位置を得るには、代わりに screenMouseLoc プロパティを使う。


How to go to another card
他のカードに移動するには
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参照:
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How to display another stack in the current window, How to open a stack, View menu > Go First, View menu > Go Prev, View menu > Go Next, View menu > Go Last, View menu > Application Overview, Shortcut to go to the next card, Shortcut to go to the previous card, go command

 他のカードに移動するには、go コマンドと、View メニューにある4つのメニュー項目がよく使われる。

 ハンドラかメッセージボックスから go コマンドを使えば、任意のスタックの任意のカードに移動することが出来る。

 Application Overview を使って、メモリ上にある任意のスタックの任意のカードに移動することも出来る。 Application Overview 上で移動したいスタックを探して右向きのディスクロージャトライアングルをクリックすると、カテゴリリストが現れる。 Cards のディスクロージャトライアングルをクリックするとカードのリストが現れるので、上部の 'Go' ボタンをクリックする。スタックウィンドウが前面に開き、そこに目的のカードが表示される。


How to import a HyperCard stack
HyperCard スタックを取り込むには
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参照:
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Why does importing a HyperCard stack cause an error?, File menu > Open Stack..., HCImportStat property, HCStack property

 HyperCard スタックを Revolution に取り込むには、File メニューの 'Open Stack' でスタックを開くか、ハンドラかメッセージボックスから go コマンドを使う。 Revolution はスタックを自動的に自分のフォーマットに変換し、スクリプトのコンパイルエラーをチェックする。

 Unix と Windows システムでは、BinHex か MacBinary フォーマットでダウンロードした HyperCard スタックを取り込むことが出来る。

 ティップス: HyperCard スタックを取り込む前に、HyperCard 上で 'Compact Stack' を実行して、余分な情報を削除しておく。


How to import and export styled text
スタイル付きテキストをインポート、エクスポートする
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参照:
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How to copy styled text between fields, htmlText property

 フォント、サイズ、スタイル、カラー情報を持ったスタイル付きテキストを一番簡単にインポート、エクスポートするには、htmlText プロパティを利用する。多くのワードプロセッサアプリケーションは HTML ファイルを読み書きすることが出来、Revolution の作った HTML を理解することが出来る。

 この文は、フィールドのテキストを、スタイル付きで HTML ファイルに書き出す:
  put the htmlText of field 1 into URL "file:myfile.html"
 この文は、HTML ファイルをフィールドに取り込む:
  set the htmlText of field 1 to URL "file:myfile.html"

How to import data from a file
ファイルからデータを取り込む
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参照:
--------------
How to append data to the end of a file, How to export data to a file, About filename specifications and file paths, binfile keyword, file keyword, put command, read from file command, resfile keyword, URL keyword

 URL を使って、ファイルからデータを取り込むことが出来る。現在のシステムにあるファイルから( file URL 構文を使って)データを取り込むことも出来るし、ウェブから( http URL 構文を使って)取り込むことも出来る。

 例えばあなたのディスクにあるテキストファイルの内容を得るには、ハンドラやメッセージボックスからこのような文を実行する:
  get URL "file:/mydrive/test/data.txt"
 ティップス: 現在のシステムにあるファイルからバイナリデータ(テキスト以外)を取り込むには、file URL タイプではなく、binfile URL タイプを使う。

 ティップス: メモリの範囲内で大きなファイルを扱うには、read from file コマンドを利用する。


How to include a comma in a parameter
パラメータにカンマを含めるには
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参照:
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comma constant

 パラメータの中にカンマを入れるには、ダブルクォートで囲うか、comma 定数を利用する。
 (訳注:以下原文の誤りで、途中からクォートの説明になってしまっています)

 Transcript ではパラメータの区切りにカンマを使うので、パラメータの中にカンマを入れることは出来ない。例えば Say "Cheese" now! と言うメッセージをダイアログボックスに表示させようとしてこのような文を使うと、Revolution は2つめのクォートをパラメータの終わりと解釈して、エラーメッセージを表示する:
  answer "Say "Cheese" now!" -- 誤り
この問題を避けるには、ダブルクォートの代わりに quote 定数を用いる:
  answer ("Say" && quote & "Cheese" & quote & "now!")

How to include a quote in an expression
式の中にクォートを含めるには
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参照:
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& operator, && operator, quote constant

 式の中にダブルクォートを入れるには、quote 定数を用いる。

 Transcript ではリテラル(固定)文字列をダブルクォートで囲うので、リテラル文字列にダブルクォートを入れることは出来ない。例えば Say "Cheese" now! と言うメッセージをダイアログボックスに表示させようとしてこのような文を使うと、Revolution は2つめのクォートをパラメータの終わりと解釈して、エラーメッセージを表示する:
  answer "Say "Cheese" now!" -- 誤り
この問題を避けるには、ダブルクォートの代わりに quote 定数を用いる:
  answer ("Say" && quote & "Cheese" & quote & "now!")

How to include a slash in a file path
ファイルパスにスラッシュを含めるには
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参照:
--------------
How to include a comma in a parameter, How to include a quote in an expression, How to list the contents of a folder, Why can't Revolution find a file I specified?, revMacFromUnixPath function, revUnixFromMacPath function

 Revolution のファイルパスは、スラッシュ( / )を使って階層を区切る。例えばボリューム 'MyDisk' のフォルダ 'MyFolder' にファイル 'MyFile.txt' があるとすると、このファイルパスは '/MyDisk/MyFolder/MyFile.txt' と書くことが出来る。

 ファイルパスの中にスラッシュを含めるには、スラッシュをコロン( : )に置き換える。

 コロンは Mac OS のパス区切り文字であるので、Mac OS のファイルやフォルダ名に使われることは無い。そのためこの置き換えは明確である。例えば上記サンプルのファイル名が 'And/Or' だった場合は、そのファイルパスは '/MyDisk/MyFolder/And:Or' と書くことが出来る。


How to list the cards in a stack
スタック内のカードリストを得るには
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参照:
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How to list the objects on a card, How to scan the cards in a stack, Independent Study Tutorial, View menu > Application Overview, cardNames property, cardIDs property

 スタックのカードをリストで見るには、Application Overview を使うか、ハンドラで cardNames プロパティを使ってカード名のリストを得る。

スタックのカードをリストで見るには、
1. View メニューから 'Application Overview' を選択する。
2. スタックファイルの右向きディスクロージャートライアングルをクリックすると、スタックファイル中のスタックリストが現れる。
3. スタック名の右向きディスクロージャートライアングルをクリックすると、スタック中のカテゴリリストが現れる。
4. 'Cards' の右向きディスクロージャートライアングルをクリックすると、スタック中のカードリストが現れる。


How to list the contents of a folder
フォルダの内容のリストを得るには
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参照:
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Why can't Revolution find a file I specified?, answer folder command, defaultFolder property, files function, folders function

 フォルダの内容を得るには、ハンドラから files 関数と folders 関数を使う。 files 関数はデフォルトフォルダ( defaultFolder )のファイルのリストを返し、folders 関数はデフォルトフォルダのフォルダのリストを返す。両方を加えたものが、デフォルトフォルダの内容になる。

 ます内容リストを得たいフォルダのパスネームを defaultFolder にセットする。それから files 関数と folders 関数を使って、内容リストを得る:
  set the defaultFolder to "/Hard Disk/My Folder/"
  put the files & return & the folders into myContents

How to list the objects on a card
カードオブジェクトのリストを得るには
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参照:
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How to list the cards in a stack, View menu > Application Overview, control keyword, mouseControl function, number function

 カード上のオブジェクトのリストを得るには、Application Overview を使う。

  リストを得たいファイルを探して右向きのディスクロージャトライアングルをクリックすると、スタックリストが現れるので、スタック名を選択する。 Application Overview 右上の、上向きディスクロージャトライアングルをクリックすると、Cards タブが現れる。

 カードのリストと、そのカード上のコントロールのリストを切り替えるには、Cards タブで、下にあるスワップボックスをクリックする。


How to move a card
カードを移動するには
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参照:
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How to copy a card, copy command, paste command

 カードを移動するには、そのカードを選択して、Edit メニューの 'Cut Objects' と 'Paste Objects' を選択するか、ハンドラやメッセージボックスから cut コマンドと paste コマンドを実行する。カードを選択するには、ポインタツールでカードをダブルクリックする。するとカードが選択されて、カットやペーストが出来るようになる。

 この文は、カレントカードをクリップボードにコピーして、スタックから取り除く:
  cut this card
 カードをカットした後、カードを置きたい場所に移動して、Edit メニューから 'Paste Objects' を選択するか、paste コマンドを実行する。するとカレントスタックの現在のカードの後ろに、そのカードがペーストされる。


How to move a stack to another file
スタックを他のファイルに移動するには
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参照:
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File menu > Save As..., File menu > Move Substack to File..., View menu > Application Overview, mainStack property

 スタックをファイル間で移動するには、Application Overview の Stack Mover を使うか、移動させたいスタックの mainStack プロパティに、移動先のスタックファイルのメインスタック名をセットする。

 Application Overview を使ってスタックを移動するには、スタック名(訳注:スタックファイル名だと思います)をクリックしてから、Application Overview 右上にある上向きのディスクロージャトライアングルをクリックして、Stacks タブを表示させる。下にあるスワップボックスを使って Stack Mover を表示させる。最後に、'Move Main Stack' をクリックしてメインスタックを移動するか、'Move Substack' をクリックして、選択しているサブスタックを移動する。


How to move cards from one stack to another
カードを他のスタックに移動するには
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参照:
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Edit menu > Paste, Object menu > New Card, copy command, cut command, paste command

 スタック内のカードを他のスタックに移動するには、ハンドラかメッセージボックスから コマンドを実行してから、delete コマンドを使ってそのカードを削除する。

 copy コマンドを使って、指定したスタックにカードをコピーすることが出来る。 repeat 制御構造を使えば、複数のカードをコピーすることも出来る。

 もしスタックを指定せずにカードコピーを実行した場合は、カードはクリップボードにコピーされる。カードを移動させたいスタックを開いて、File メニュー(訳注: Edit メニューと思います)から 'Paste Objects' を実行すれば、そのスタックにカードをペーストすることが出来る。


How to move one control in front of another
前面にあるコントロールを他へ移動するには
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参照:
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How to change the order of cards in a stack, How to change the tab order of controls on a card, Why doesn't the Tab key move to the next field?, Object menu > Alignment Palette, layer property, number property

 前面にあるコントロールを他へ移動するには、コントロールの layer プロパティを設定する。

 コントロールの layer は、カード上のレイヤーを決定している。例えば一番奥にあるコントロールの layer は 1 である。2つのコントロールが重なった時、layer が大きいコントロールが前面に来る。

 ハンドラやメッセージボックスからこれらのプロパティを設定することも出来るし、カードのプロパティパレット(訳注:コントロールの、の間違いと思われる)の Basic タブで、コントロールの layer を変更しても良い。


How to open a stack
スタックを開くには
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参照:
--------------
How to display another stack in the current window, How to go to another card, File menu > Open Stack..., File menu > Open Recent Stack, View menu > Application Overview, go command, modal command, modeless command, palette command, topLevel command

 スタックを開くには、File メニューから 'Open Stack' を選択するか、ハンドラかメッセージボックスから go コマンドを実行する。

 go コマンドには任意のスタックを指定することも出来るし、answer file でユーザーが選択したファイルのパスを使うことも出来る。

 ティップス: スタックをパレットや、モーダルダイアログや、モードレスダイアログとして開くには、go コマンドの代わりに palette、modal、modeless コマンドを使う。


How to prevent a handler from executing
ハンドラの実行を防ぐには
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参照:
--------------
Development menu > Suppress Messages, lock messages command, lockMessages property

 ハンドラの実行を防ぐには、lockMessages プロパティを true にする。これによって、mouseUp や openCard などのメッセージが送られなくなり、これらのハンドラの実行を妨げることが出来る。

 lock messages コマンドを使ってハンドラからこのプロパティを設定することも出来るし、Development メニューから 'Suppress Messages' を選択して、このメニュー項目にチェックを付けても良い。

 ティップス: メッセージボックスでこのような文を実行すれば、オープン時の通常の動作をパスしてカードやスタックを移動することが出来る:
  lock messages ; go to card "Card You Want to Go To"

How to prevent changing a field's text
 フィールドテキストの変更を防ぐには
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参照:
--------------
How to display text on a card, How to prevent entering certain characters in a field, How to select text in a field, Object menu > Object Properties, lockText property, traversalOn property

 フィールドテキストをユーザーが変更するのを防ぐには、フィールドの lockText プロパティを true にする。

 フィールドの traversalOn プロパティも true なら、ユーザーはテキストを変更することは出来ないが、テキストを選択してコピーすることは出来る。 traversalOn が false なら、フィールドのテキストを選択することが出来ない。

 lockText が true でも、put コマンドを使ってテキストを変更することは出来る。 lockText プロパティは、フィールドにタイピング出来るかどうかだけに影響する。

 ハンドラやメッセージボックスからこれらのプロパティをセットすることも出来るし、フィールドのプロパティパレットにある Field タブからテキストの lock 、unlock を切り替えることも出来る。


How to prevent changing a stack
スタックの変更を防ぐには
==============

参照:
--------------
How to prevent changing a field's text, Object menu > Stack Properties, cantDelete property, cantModify property, lockText property

 ユーザーがスタックを変更するのを防ぐには、スタックの cantModify プロパティを true にする。スタックの cantModify が true であると、ユーザーはスタックのオブジェクトの移動、リサイズ、作成、削除が出来なくなるが、ロックされていないフィールドのテキストは編集することが出来る。

 ハンドラからこのプロパティをセットするか、スタックのプロパティパレットにある Stack タブの 'Can't Modify' をチェックする。

 注意: cantModify プロパティはユーザーの操作に対して影響を与えるが、ハンドラからの操作には影響しない。ハンドラからの、カード、グループ、スタックの削除を制限するには、cantDelete プロパティを利用する。


How to prevent displaying intermediate changes on a card
カードの書き換えを見えないようにするには
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参照:
--------------
Why does an object or window flicker?, lock screen command, lockColorMap property, lockScreen property, unlock screen command

 スクリプトで作業している様子をユーザーに見えないようにするには、書き換え前に lock screen コマンドを実行して、unlock screen コマンドで新しい画面を表示する。

 例えばハンドラであるボタンを隠して、そこに他のものを表示する時、その瞬間をユーザーに見せたくない場合に lock screen コマンドを使う:
  lock screen
  hide button "Go"
  show button "Stop"
  unlock screen

How to prevent entering certain characters in a field
フィールドに入力できるキャラクタを制限するには
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参照:
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How to prevent changing a field's text, keyDown message, rawKeyDown message


 keyDown ハンドラを使って、フィールドに入力できるキャラクタを制限することが出来る。 keyDown ハンドラはキーストロークがある度にメッセージをトラップする。 keyDown メッセージをパスした時だけ、その文字がフィールドに入る。

 このハンドラをフィールドのスクリプトに入れると、数字以外の入力を妨げる:
  on keyDown theKey
    if theKey is a number then pass keyDown
  end keyDown

How to preview how a stack will look on other platforms
他のプラットホームでスタックがどう見えるかプレビューするには
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参照:
--------------
How to change behavior depending on the platform, How to distribute a stack to users on other platforms, Supported Platforms Reference, lookAndFeel property, platform function

 他のプラットホームでスタックがどう見えるかを開発環境上でプレビューするには、lookAndFeel プロパティを設定する。

 このプロパティをハンドラやメッセージボックスから設定するか、View メニューの 'Preview' サブメニューを使って、Mac OS と OS X、Unix そして Windows のルック&フィールに切り替えることが出来る。

 注意: lookAndFeel の切替で表示される外観や動作は、そのプラットホームに似せているだけであり、完全ではない 例えばメニューバーは lookAndFeel の影響を受けない。


How to print a card
カードをプリントするには
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参照:
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File menu > Print Card..., answer printer command, print command

 カードをプリントするには、File メニューから 'Print Card' を選択するか、ハンドラから print コマンドを使う。

 'Print Card' メニュー項目はカレントカードをプリントする。 print コマンドを使えば、カレント以外のカードを指定したり、カードの一部をプリントすることも出来る。

 Mac OS、OS X、Windows システムでは、カレントのプリンタが使われる。 Unix システムでは 'Print Card' は PostScript ファイルを生成するので、printCommand プロパティでプログラムを指定する。


How to put text into a field
フィールドにテキストを入れるには
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参照:
--------------
How to prevent changing text in a field, How to select text in a field, Why can't I select, copy, or paste text?, put command, select command, traversalOn property

 put コマンドを使って、フィールドにテキストを入れることが出来る。

 例えば 'Hello World' というテキストを 'My Field' という名前のフィールドに入れるには、このような文を(ハンドラかメッセージボックスから)使う:
  put "Hello World" into field "My Field"
 フィールドの内容を残したままフィールドの先頭にテキストを入れるには、このようにする
  put "text" before field "Field"
 フィールドの最後にテキストを入れるには、このようにする
  put "text" after field "Field"

How to refer to a control on another card
他のカードにあるコントロールを参照するには
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参照:
--------------


 他のカードやスタックに含まれるコントロールを参照するには、そのコントロールのオーナーの数だけ、完全なコントロールの指定が必要である。

 カレントカード以外のカードにあるコントロールを参照するには、コントロールにカードの指定を追加する:
  show button "My Button" of card 12
 他のスタックのコントロールを参照するには、同様にしてスタックを指定する:
 show button "My Button" of card 12 of stack "My Stack"
 注意: 他のスタックのオブジェクトを参照する時は、そのスタックが開いているか、メモリに読み込まれているか、開いているスタックの stackFiles プロパティに含まれている必要がある。そうでない場合は、スタックの指定を long name で行う必要がある。


How to report a bug or request a feature
バグレポートや機能のリクエストをするには
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参照:
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About what's new in version 1.1.1

 Runtime Revolution のバグレポートをするには、support@runrev.com に email を送る。これらのものを含めて、問題について出来るだけ詳細な説明をしなさい。
 * 使用しているプラットホームとオペレーションシステムのバージョン
 * 問題が起こる過程
 * 問題が再現できるかどうか
 * 'revolution/components/save/' フォルダにある 'sessionlog.txt' ファイル

 機能のリクエストも同じ email アドレスである。最初にリリースノートを読んで、その問題が既に知られているものでないか確認しなさい。

 ティップス: Professional ライセンスを取得しているなら、Help メニューの 'Revolution Support' を選択すれば、優先的に扱われるレポートを送ることが出来る。


How to save a stack
スタックを保存するには
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参照:
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Why can't I find a stack I just saved?, Why can't I save a stack?, File menu > Save, File menu > Save As..., Shortcut to see a contextual menu, save command

 スタックを保存するには、File メニューから 'Save' を選択するか、ハンドラやメッセージボックスから save コマンドを使う。

 'Save' メニュー項目が保存するのは、topStack 関数で得られる名前のスタックである。通常、これは最前面にあるスタックウィンドウである。まだ保存されていないスタックでは、'Save' は 'Save As' と同じ働きをする。

 スタックを保存する時、同じスタックファイル中にある変更された他のスタックも保存される。

 ティップス: パレットやダイアログボックスを保存するには、Command - Shift - Control - クリック( Mac OS と OS X )か Control - Shift - 右クリック( Unix と Windows )で現れるコンテクストメニューを使う。


How to scan the cards in a stack
スタック内のカードをスキャンするには
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参照:
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How to list the cards in a stack, View menu > Application Overview, show cards command


 show コマンドを使って、スタック内のカードをスキャンすることが出来る。カレントカードから指定された数のカードをスキャンすることも出来るし、カレントスタック内の全てのカードをスキャンすることも出来る。

 Application Overview を使って、スタック内の全てのカードを見ることが出来る。カードのリストを見るには、View メニューから 'Application Overview' を選択し、リストからスタックファイルを探す。スタックファイル名の右向きディスクロージャトライアングルをクリックしてスタックリストを出し、スタック名の右向きディスクロージャトライアングルをクリックしてカテゴリリストを出す。最後にスタック名の下にある 'Cards' の右向きディスクロージャトライアングルをクリックすれば、スタック内のカードリストを見ることが出来る


How to schedule a future event
将来のイベントを予定に入れるには
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参照:
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How to cancel a pending event, send command, time function


 イベントを予定に入れるには、send コマンドを使って、指定時間後にメッセージを送る。例えば 60 秒後にコンピュータのビープ音を鳴らすには、ハンドラにこのような文を置く:
  send "beep" to this card in 60 seconds
 より複雑な処理を行わせたいなら、その処理を実行するメッセージハンドラを書き、そのハンドラを含むオブジェクトに、そのハンドラ名を送る:
  send "myCustomMessage" to button "Container" in 5 ticks

How to scroll a field
フィールドをスクロールするには
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参照:
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How to create a scrolling window, scrollbarDrag message, style property, vScroll property

 フィールドをスクロールするには、vScroll プロパティを利用する。(水平にスクロールさせたい時は hScroll プロパティ) このサンプルは、フィールドを 20 ピクセルスクロールダウンさせるものである:
  set the scroll of field 1 to (the scroll of field 1 + 20)
 ユーザーがフィールドをスクロールするためにスクロールバーをクリックすると、フィールドの vScroll プロパティは自動的に更新される。


How to search a container
コンテナ内を検索するには
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参照:
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How to search a stack, Edit menu > Find and Replace..., itemOffset function, lineOffset function, offset function, wordOffset function

 コンテナ(変数や、プロパティや、フィールドや URL など)内の文字列の位置を探すには、offset 関数を利用する。 offset 関数は文字列の最初の文字の位置を返す。もし文字列が見つからない時は、offset 関数はゼロを返す。このサンプルは、URL の中に "Gotcha" とう語があるかを調べるものである:
  if offset("Gotcha", URL "http://www.example.com/") \
     is zero then answer "Not found!"

How to search a stack
スタック内を検索するには
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参照:
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How to search a container, Edit menu > Find and Replace..., dontSearch property, find command, foundChunk function, foundText function

 スタック内を検索するには、Edit メニューの 'Find and Replace' を使うか、ハンドラやメッセージボックスから find コマンドを使う。 'Find and Replace' ダイアログボックスを使って、カード、スタック、スタックファイル内の、プロパティ、スクリプト、テキストを検索することが出来る。

 ティップス: フィールド内のテキストを検索したいだけなら、メッセージボックスでこのようなコマンドを使う:
  find "text-you-want-to-find"
 find コマンドを実行すると、そのテキストを含んだカードを表示する(フレーズを検索するには、find ではなく find whole コマンドを使う)


How to see and change an object's properties
オブジェクトのプロパティを見たり、変更するには
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参照:
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How to show more than one object's properties at a time, Getting Started Tutorial, Object menu > Object Properties, Object menu > Card Properties, Object menu > Stack Properties, Shortcut to display a contextual menu (browse tool), Shortcut to display a contextual menu (pointer tool), properties property

 オブジェクトのプロパティを変更するには、オブジェクトのプロパティパレットを利用する。プロパティパレットを開くには、ポインタツールでオブジェクトを選択してから、Object メニューの 'Object Properties' を選択する。(スタックとカードでは、Object メニューの 'Card Properties' や 'Stack Properties' を選択する)

 プロパティパレットの上部にはいくつかのタブがある。オブジェクトのスクリプトや、カスタムプロパティや、オブジェクトタイプに特有のプロパティなど、現在のオブジェクトの全てのプロパティを見ることが出来る。

 また set コマンドを使って、オブジェクトの任意のプロパティをハンドラ(やメッセージボックス)からセットすることも出来る。


How to select a control that's part of a group
グループ内のコントロールを選択するには
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参照:
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How to select a group, Edit menu > Select Grouped Controls, Object menu > Edit Group, Shortcut to reverse Select Grouped Controls, selectGroupedControls property

 グループ化されたコントロールをクリックすると、そのコントロールの属しているグループが選択され、グループのプロパティを編集したり、移動やリサイズが出来る。

 コントロールそのものを選択するようにするには、selectGroupedControls プロパティを true にする。または、このプロパティをハンドラやメッセージボックスからセットするか、Edit メニューの 'Select Grouped Controls' を選択して、このメニュー項目にチェックを付ける。

 ティップス: 一時的にセッティングを反転させるには、Option キー( Mac OS と OS X システム上) か Alt キー ( Unix と Windows システム上)を押しながらコントロールをクリックする。


How to select a group
グループを選択するには
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参照:
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How to select a control that's part of a group, Edit menu > Select Grouped Controls, Shortcut to reverse Select Grouped Controls, select command, selectGroupedControls property

 グループを選択するには、Edit メニューの 'Select Grouped Controls' オプションにチェックを入れてからグループ内のオブジェクトをクリックする。またはハンドラやメッセージボックスから select コマンドを使ってグループを選択する:
  select group "My Group"
 ティップス: Command キー( Mac OS と OS X システム上) か Control キー ( Unix と Windows システム上)を押しながらコントロールをクリックすると、一時的に 'Select Grouped Controls' のセッティングと逆になる。


How to select text in a field
フィールドのテキストを選択するには
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参照:
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How to prevent changing text in a field, How to put text into a field, Why can't I select, copy, or paste text?, lockText property, select command, traversalOn property

フィールドのテキストを選択するには select コマンドを使う。

 ティップス: もしフィールドの traversalOn プロパティが true になっていると、ユーザーはテキストを選択しコピーすることが出来るが、変更することは出来ない。 traversalOn が false なら、フィールドのテキストは選択することも出来ない。

 traversalOn はユーザーの操作にだけ影響し、ハンドラやメッセージボックスから使用する select コマンドには影響を与えない。


How to show more than one object's properties at a time
一度に複数のオブジェクトのプロパティを表示するには
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参照:
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Object menu > Object Properties, Object menu > Card Properties, Object menu > Stack Properties, Shortcut to change a control's properties

 通常、プロパティパレットは、選択されたひとつのオブジェクトのプロパティを表示する。他のオブジェクトのプロパティパレットを別に開くには、まずプロパティパレットを現在のオブジェクトにリンクさせる。

 プロパティパレットをリンクするには、パレット左上(訳注:右上の間違いと思います)のリンクアイコンをクリックする。

 ティップス: script コマンドやコンテクストメニューのショートカットを使ってスクリプトエディタを開いた時は、スクリプトエディタは自動的にオブジェクトにリンクされる。


How to show or hide a window
ウィンドウの表示非表示を切り替えるには
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参照:
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How to close a window, How to open a stack, How to show or hide the menubar, hide command, show command, visible property

 スタックウィンドウの表示非表示を切り替えるには、スタックの visible プロパティを true か false にする。

 Revolution アプリケーションの全ての編集可能ウィンドウ、モーダルダイアログ、モードレスダイアログ、パレットは、スタックである。そしてこれらの表示非表示は visible プロパティで設定することが出来る。

 このプロパティをハンドラやメッセージボックスから直接設定することも出来るし、show コマンドや hide コマンドを使うことも出来る。


How to show or hide the menu bar
メニューバーの表示非表示を切り替えるには
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参照:
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How to show or hide a window, Why don't the menus appear when I open a stack?, Why don't the script editor menus appear?, Development menu > Suspend Revolution UI, decorations property, editMenus property, hide menubar command, show menubar command

 メニューの表示非表示を切り替えるには、スタックウィンドウ内( Unix と Windows アプリケーションでの標準位置)のメニューバーと、独立したメニューバーでは、異なる方法を使う。

 独立したメニューバーを隠すには、ハンドラからメッセージボックスから hide menubar コマンドを用いる。メニューバーを再度表示させるには、show menubar を使う。

 スタックウィンドウ内のメニューバーを隠すには、スタックの decorations プロパティを、メニューを含まない値にする。


How to simulate a menu choice
メニュー選択をシミュレーションするには
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参照:
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How to simulate a mouse click, menuPick message

 メニューの選択をハンドラからシミュレーションするには、メニューを含むボタンに、menuPick メッセージを送る。

 Revolution のメニューは、メニューバーにあるものも、全てボタンオブジェクトに入っている。メニュー項目を選択すると、Revolution は選択されたメニュー項目名をパラメータとして、menuPick メッセージをメニューボタンに送る。ボタンに menuPick メッセージを送るのは、手動でメニュー項目を選択するのと同じ意味を持つ。このサンプルは Edit メニューの 'Preferences' を選択する:
  send "menuPick Preferences" to button "Edit" \
    of stack "revMenubar"

How to simulate a mouse click
マウスクリックをシミュレーションするには
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参照:
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How to find out where the mouse pointer is, How to simulate a menu choice, click command, mouseDown message, mouseUp message

 マウスクリックをシミュレーションするには、ハンドラから click コマンドを使って、クリックしたい位置を指定する。これはボタンをクリックするサンプルである:
 click at the location of button "OK"
 モディファイヤキーの指定と同様に、マウスのボタンを指定することも出来る。これは カレントスタックの左端から 100 ピクセル、トップから 200 ピクセルの位置を、Shift - 右クリックするサンプルである:
  click button 3 at 100,200 with shiftKey

How to sort the contents of a field
フィールドの内容をソートするには
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参照:
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How to change the order of cards in a stack, filter command, sort command, sort container command

 sort container コマンドを使って、フィールドの内容をソートすることが出来る。

 フィールドの行やアイテムを、行やアイテムの任意の部分でソートすることが出来る。


How to specify a character that's not on the keyboard
キーボードに無いキャラクタを指定するには
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参照:
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charToNum function, numToChar function, rawKeyDown message, type command

 numToChar 関数を使て、キータイプ出来ないキャラクタ(コントロールコードなど)を指定することが出来る。

 numToChar を使うには、そのキャラクタの ASCII値を知っている必要がある。例えば 'A' の ASCII値は 65 であり、numToChar(65) という式は A と等価である。


How to stop a running handler
ハンドラの実行を止めるには
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参照:
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How to cancel a pending event, Why can't I interrupt a handler?, allowInterrupts property, cantAbort property, interrupt function

 ハンドラの実行を止めるには、Control - ピリオド か Control - break ( Windows と Unix 上)、または Command - ピリオド( Mac OS と OS X 上)を押す。

 ハンドラの中でハンドラを停止させるには、exit か exit to 制御構造を使う。例えばマウスボタンが離された時にハンドラを停止するには:
  if the mouse is not down then exit mouseDown

How to switch between button tabs
ボタンタブを切り替えるには
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参照:
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menuHistory property, menuMode property

 タブ化ウィンドウは、クリックでコントロールのセットを切り替えることが出来るタブ(多くはウィンドウの上部にある)のセットを持っているウィンドウである。

 タブ間を切り替えるには、タブボタンの menuHistory プロパティに、切り替えたいタブの番号をセットする:
  set the menuHistory of button "My Tabs" to 2
 ティップス: menuHistory をセットすると、ボタンに menuPick メッセージが送られる。これはユーザーがタブをクリックした時と同じメッセージである。


邦訳/文責:UDI
2003.01.26
2003.01.31

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