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debian を入れてみる

2018年04月24日

 KonaLinux がログイン/ログアウトでサスペンドしてしまう原因が判らない。ディスクも異様に消費する。いっそシンプルに debian はどうだろう。コマンドを使って全部自分でやらなければならないんじゃないかと怖がっていたのだけど、Xfce 版があるらしいし、MATE の追加インストールも出来そうだ。ちょっとトライしてみる。

 なんとなく CD 版の iso をダウンロード。起動すると Live ではなく簡素なインストーラが立ち上がった。タッチパッドの設定が合ってないのかポインタがピコピコ飛ぶが、構わずキーボードでインストール完了。英語を読むのが面倒ではあったけど、戸惑うようなところはなかった。最初に日本語を選んでおけばもっと楽だったのかしらん。

 再起動をかけると Xfce が立ち上がってほっとする。まずは有線でネットを繋いでから、Synaptic で b43... 見つからない。リポジトリを設定しないといけないのか。ターミナルから #thunar して /etc/apt/sources.list を開く。紆余曲折あって以下のようにしてみた。
deb http://cdn.debian.net/debian/ stretch main contrib non-free
deb http://cdn.debian.net/debian/ stretch-updates main contrib non-free
deb http://security.debian.org/ stretch/updates main contrib non-free
deb http://www.deb-multimedia.org stretch main non-free

 multimedia を加えたついでに keyring の儀式をして libdvdcss2 インストール。 Synaptic リロードして b43-installer インストール。再起動。無線開通して全アップデート。 task-japanese、takao、task-mate-desktop、scim-anthy をインストール。 PCLOS から /etc/fonts/local.conf をコピー。 imput method で scim 選択、再起動。 scim で anthy 選択、再起動。ロケール en_US.UTF-8 のまま scim-Anthy 使えた。

 ログイン画面で MATE を選択してもうまく立ち上がらない。仕方無く Xfce で設定をしていたのだけど、どういうわけか20秒ごとにサスペンドするようになる。手がつけられない。こりゃあかんと観念しかけたが、再インストールの前に念のため MATE でログインしてみると今度はあっさり起動して安定してる。原因不明。 MATE のデーモンが勝った?

 caja-gksu インストール。 root権限で LiveCode 8 インストールして日本語入力テスト。 SCIM-Anthy は ひらがな1文字確定でダブり。うー。 iBus-Anthy インストール。日本語入力出来ず。 ibus-gtk と ibus-qt4 インストール。効果なし。 iBus-Mozc。日本語入らず。Fcitx-Anthy ひらがなダブり。 Fcitx-kkc ひらがなダブり。わけわからん!

 タッチパッドを設定するツールが見つからないので dconf-editor をインストール。ツーフィンガーになっているのをエッジスクロールに変えたかったのだけど、まだうまく行かない。 grub や dm を設定する GUI ツールも見つからない。ユーザー設定ツールが無いので adduser する。 PCLOS や KonaLinux は随分と親切だったのだなぁ。

 KonaLinux で気になったログインログアウト時のサスペンド問題は debian-MATE でも再現した。 X の問題か pm の問題か見当がつかない。そしてエッジスクロール設定と LiveCode 日本語問題。ちょっと時間かかりそうなので、PCLOS が不調になった時の予備に PointLinux もインストールしておこうかなぁ。そうそう、なぜか PCLOS の起動に時間がかかるようになったので mkinitrd した。

 さて。使えるようになりますかどうか。

2018年04月26日

 PointLinux を予備としてインストール。ベースが jessie のせいか一番安定している。もし nx4820 が stretch と相性悪いとしたら、PointLinux もバージョンアップした時に同じ問題にぶち当たることになる。 一応 PCLOS のご親戚 Mandriva も調べてみたが、やはり 64bit のみになっていた。

 エッジスクロール設定問題。 dconf-editor の settings-daemon で mouse を false にしても touchpad の設定反映されず。 System メニューの Startup Applications で MATE Settings Daemon のチェックも外すが効果なし。どこかで libinput をインストールしろとあったので、xserver-xorg-input-libinput をインストールしてみる。多分このタイミングで System メニューの Mouse 設定画面に touchpad のタブが現れた。エッジスクロール設定。やっと成功。

 音が出ない。それらしいドライバをいくつかインストールしてみたが効果なし。 clementine をインストールしたら何か一緒に入ったらしく、あっさり音が出た。

 uim-Anthy をインストール。 LiveCode で日本語入力テスト。ひらがなダブり orz

 Xfce は相変わらず20秒でサスペンドする。これもいつか解決したいなぁ。 PCLOS も妙なタイミングでサスペンドするようになったが、他のパーテーションの OS にまで影響するのってありえる? grub 設定に書かれた起動コマンド? bios? 逆に MATE は変なタイミングでサスペンドしなくなった。なにがなんだかわからん。

2018年04月27日

 そう言えば .bashrc に何も書いてないことに気付いて以下追加:
export GTK_IM_MODULE=ibus
export XMODIFIERS=@im=ibus
export QT_IM_MODULE=ibus
export LC_CTYPE=ja_JP.UTF-8
これで、iBus で LiveCode に日本語入力が出来るようになった。ただし ひらがな1文字確定でダブりが出る。ぬー。原因が分からない。 LiveCode は 9.0 が出ていたのでこれも試したが同じだった。 iBus のバージョン?

 ちなみにこのスクリプトを試した時、export LC_CTYPE=ja_JP.UTF-8 がエラーになった。なんだろなと思ったらロケールを作ってなかった。今回初めてロケールの作り方を調べて、 ja_JP.UTF-8 を作った。まぁ LiveCode の問題とは関係無かったのだけど。

2018年04月28日

 Xfce で勝手にサスペンドする問題は、Xfce Power Manager の Displayタブの Handle display power management のチェックを外し、Securityタブの Delay locking after screensaver for の時間を延ばしたら解決。

 リッドを閉じるとサスペンドするのはいいが、リッドを開いただけでは復帰しない。いろいろと納得行かない。



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