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LMDE2を入れてみる

2018年01月18日

 PCLOS 後継の最有力候補。 3つ(+スワップ)に切ってある nx4820 内蔵 HDD のうち、GhostBSD がインストールしてあった3つめのパーテーションに LMDE2 を入れてみた。これで頭から順に、PointLinux、メインで使用中の PCLOS、そして LMDE2 のマルチブート体制になった。

 内蔵 DVD から iso を起動してそのままインストール開始。さよなら GhostBSD また会う日まで。20分くらいで終了したところで iBookから有線でネットをシェアし、Synapticで firmware-b43-installer を入れてネットを開通する。日本語は最初から綺麗だったが、task-Japanese と ibus-Anthy は入れる必要があった。 MATE メニューを入れて重い Mint メニューは削り、メインのパネルは上に移動。

 さて LiveCode インストール。普通に日本語が入る。拍子抜け。ところが Languages ツールで言語を英語にすると ibus が起動しなくなる。 PCLOS と同じ現象だ。そこで ~/.bashrc に export LC_CTYPE=ja_JP.UTF-8 の1行を加えてやったら日本語が使えるようになった。ただし ctrl-Space での日英切り替えが出来ない。何かとバッティングしてるっぽい。ホームのディレクトリ名が日本語のままだったので $LANG=C xdg-user-dirs-gtk-update で英語に変える。だいぶすっきりした。

 なかなかいい手応えなのだけど、Synaptic で全アップデートしようとライブラリの再読み込みをしたら、いくつかのファイルのダウンロードに失敗した。ベータだから? まだ本気で使っちゃダメ? PCLOS が全くアップデートできない状態なので、少し焦っているのだけど...

2018年01月18日

 これまで IM内で日本語と英語を切り替えていたのだけど、これだとパネル内のアイコンが変わらないので、IM そのものを切り替えることにした。( scim ではそうしていたような気がする)

 まず ibus の設定の Next input method で ctrl-Space を設定し、Input Method に English(US) を追加。これで ctrl-Space で 日本語IM <> US の切り替えが出来る。ちなみに ctrl-Space の設定は [...] ボタンではうまく行かなかったので、 ctrl にチェックを入れ、"space" を手入力したあと add ボタンを押す。

 Anthy の方で ctrl-Space が設定されている場合はこれを削除する必要があると思う。IM と変換エンジンの関係がもうひとつ分かってない気もするので、もうちょっといじってみたい。shift-Space で半角スペースが入る。ありがたい。以上 PointLinux の ibus でも確認した。

 再起動が普通に出来る。 PCLOS も PointLinux もログアウトする時に一度 gdm の画面になるのだけど、LMDE は問題ない。ところがリッドを閉じてもスリープしない。それぞれ PC 側の設定なのか、スクリプトの問題なのか、何が原因なのか今のところ分からない。

 ユーザID が1000から振られるので、PCLOS とのデータのやり取りが簡単。

2018年1月19日

 USキーボードでは ascii 配列になってしまう。 Japanese-Jananese にしたら思ったような動作になった。

2018年1月19日

 言語や IM のインストール/切り替えは Languages が便利のようだったので ibus 以外の IM も試してみた。

 まず Fcitx。Languages で Add support for Fcitx をクリックして必要なファイルをインストールしたあと、その上の Imput method で IM を切り替える。ただ Anthy は Synaptic から入れる必要があり、fcitx-Anthy と fcitx-m17n をインストールして、ここでログインしなおし。

 Fcitx Configuration で Keyboard-Japanese と Anthy を入れる。(うちは言語が英語になっているので Only Show Current Language のチェックを外さないと Anthy が選択肢に出て来なかった) これで日本語が入るようになった。 LiveCode でも日本語入力を確認。

 ついでに SCIM も試す。 Languages で SCIM をインストール、IM を切り替え、Synaptic で scim-Anthy と scim-m17n をインストール、一旦ログアウト。 SCIM Input Method で Anthy を追加すると、日本語が入るようになった。なんと LiveCode でも使える!

 結局 PCLOS の LiveCode で日本語が入らない原因は良く分からなくなった。 PCLOS の問題か、ライブラリが不足しているのか、他の原因があるのか... ただ PCLOS は Synaptic が異常終了する状態になっているので、そもそもシステムが壊れているのかも知れない。やれやれ随分遠回りしたもんだ。



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