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TX2513 の PCLOS を更新

2015年10月27日

 TX2513 の PCLOS に Synaptic から全アップデートをかけようとしたら途中でハング、以後パッケージが壊れてる、重複している、のエラーが続くので再インストールすることになった。元々このシステムは英語化の実験をした末に「なんとなく」稼働しているものだったので、いい機会だった。

 iso からインストールしたあと Synaptic を起動、リポジトリを .be のサイトに変えてから全アップデートする。再起動すると MATE の設定が初期化された。そう言えば先日 X23 でも MATE の設定が飛んだが、こちらのトラブルではなくあちらで何かやっていたのか。

 再起動後 Localization Manager で日本語を設定して日本語リソースを取り込む。再起動後、再度ローカライゼーション・マネージャで英語に戻す。そしてこの状態で scim を使えるよう細工をする。以前は ~/.bash_profile にスクリプトを書いていたが、これだとユーザー毎なので、システムワイドな設定にした。まず /etc/sysconfig/i18n の LC_CTYPE を ja_JP.UTF-8 に変更、次に /etc/rc.local に以下を追加して再起動したら、scim-Anthy が使えた。
export XMODIFIERS=@im=SCIM
export GTK_IM_MODULE="scim"
export QT_IM_MODULE="scim"
scim -d
二カ所書き換えるのは面倒なので、こちらに export LC_CTYPE=ja_JP.UTF-8 を追加しても良かったかも知れない。いろいろお試し中。

 ちなみに Localization Manager で日本語化する際にエラーになったのでリポジトリを確認すると、なぜか .nl(だったかな)のサイトになっていた。先日 X23 でも同じようなことがあったが、もしかしてリポジトリ・リストが更新された? このままだとシステムが壊れるので再度 .be に戻して事なきを得た。

 PCLOS は何かのはずみで起動時に sda を探すようになり、そうなると無駄に1分待たされる。今回の再インストールでやっとこれが解消されて起動が速くなった。 nx4800 から拝借した b43内蔵無線の設定をして、パネルやアプリを整え、日本語フォントを入れたあと、ホームのデータをバックアップから戻せば完了する。予定。 PCLOS に出会ってから1年半ほど。色々慣れて来たかな。うちのマシンは何故か Debian Jessie ベースのディストリがトラブるので、今のところ PCLOS と wattOS R8 が頼りだ。



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