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PCLOS を英語メニューで使いたい

2015年08月09日

 PCLOS の日本語IM問題検証のために nx4820 に PCLOS MATE をインストール。 addlocale で日本語リソース追加、scim-anthy インストールで日本語入力を確認した。ここまでは普通の作業。で、メニュー等を英語にするため draklocale で英語に設定すると、anthy が起動しなくなる。 scim そのものは起動しているようだが、ctrl-space や 全/半 キーで IM が立ち上がって来ない。 draklocale や addlocale で日本語に戻してやれば anthy が使えるが、英語にするとやっぱりダメ。

 さて。 arch-wiki の scim のページに書かれていることを全部試してみたが効果がない。 draklocale のスクリプトも眺めてみたが、そも文法が分からない(笑) setime にパスのミスを見つけたけど、これは関係無かったらしい。 Pluma(テキストエディタ)上で右クリックするとメニューが現れ、Imput Method で X Input Method を選ぶと Anthy が使えることが分かったが、FireFox で効かないところを見ると、gtk だか qt だかのアプリ限定の気配。

 もうちょっとのような気がするんだがなぁ。 scim は起動している。問題は en や en_US.UTF-8 の時に IM を有効にする方法じゃないかと思う。実際に英語メニューで scim-anthy が使えている PCLOS が手元にあるのであちこち比べているのだが、2つのシステムの設定ファイルは全く同じに見える。うーん。

2015年08月10日

肉じゃがのグリーンピースを環境変数に読み込んでみる、というアイディアを思いついたが、季節がら腐敗防止をどうしたらいいのか悩む、という夢を見た。大丈夫か俺。

2015年08月15日

 パスのミスを見つけたのは setime ではなく /usr/bin/gtk-query-immodules-2.0 だった。直しても、直したあとに IM を設定し直しても、状況は変わらないから多分実害は無いのであろ。

 英語メニューで日本語IMが使えている PCLOS は、複数のデスクトップのインストール歴があるシステムのような気がしたので、試しに LXDEと Cinnamon を入れてみた。けど、変わらなかった。ぬぬぬ。

 PCLOS で apt-get upgrade が禁止されていることを初めて知った。そうだったのか。upgrade をかける度に不具合が出るような気はしていんたんだ。うん。うん(笑) ←色々思い当たっている

 以前の日記で、System - Preferences - Regional Settings を使ったら IM を生かしたまま英語メニュー化出来たような記事があるのだが、そもこの Regional Settings がエラーで実行出来ない。これからここらへんを少し探ってみようか。

2015年08月20日

 だんだんめんどくさくなりつつある。一応意地で作業を続けているが、それとは別に、Kona か LMDE にメインディストリの座を譲ることも検討中。Debian ベースなら英語メニューで日本語IM が当たり前に使えるから。

2015年08月26日

 昔のバージョンなら英語メニュー化が出来るんじゃないか、と 2014.08 版を引っ張りだしてインストール。ところが addlocale を起動するとシステムを最新にせよと言われて結局ツール類はみんな更新されてしまう。ならばと 2014.08 版をライブ起動して draklocale と localedrake を HDD にコピー。これらのツールで日本語化や英語化を試みたが、結果は変わらなかった。つまりこれらのツールが原因ではない。むー。そろそろ手詰まりかなぁ。

2015年08月29日

 scim か Anthy の問題ではないかと別の IM をインストール。fcitx や uim と Mozc など、いくつかの組み合わせを、PCLOS と LMDE2 で試す。

 scim 以外なら shift-Space で半角スペースを入力出来ることを見つける。Anthy ならどの組み合わせでも同じ辞書が使えることも見つける。

 結局どの組み合わせであっても PCLOS では英語メニュー(言語英語)で日本語 IM が立ち上がって来ない。むー。コントロールしているのはどこだ。 X11 の設定だろうと思うのだが、それが出来ている debian 系のものと比べても何が違うのかさっぱり。

 ちなみに fcitx のインターフェースは慣れが必要かも知れない。 Mozc のサジェスチョンは我慢ならないので切れないなら Mozc は諦める。半角スペース問題さえ解決すれば、私には scim が一番使い易いのだがなぁ...

2015年08月30日

 PCLOS で fcitx を使うと入力中の文字がポップアップの窓に入ってしまって使いにくかったのだが、どうやらこれは何かのライブラリが足りない状態らしい。一方 LMDE2 では fcitx-Anthy をインストールしたにも関わらず fcitx の変換エンジン候補に Anthy が出て来ない。いろいろむつかしいのぉ。

 ちなみに KonaLinux では fcitx-Anthy が何の問題も無く使えている。再起動の挙動がおかしいことを除けば、凡そこちらの希望通りの働きをしてくれるのが KonaLinux だ。タッチパッドしかり、無線しかり、そして IM しかり。だがここで PCLOS を諦めるのもなんだか業腹だ。 Kona には何の恨みもないが、もうしばらく PCLOS に付き合ってみるつもり。

 今日は「言語英語で Anthy が使えている PCLOS 」から /etc/X11 をコピーして来て、いくつかのフォルダを入れ替えてみた。効果がなかった。次は /usr を試そうか。そのうちホームの隠しフォルダもやってみよう。 IM の設定は「全ユーザー」でやっているから関係無いかも知れないが。

2015年09月06日

 やっと成功。まず メインメニュー:ソフトウェアセンターのロケーションマネージャ(addlocale) で言語を英語に。再起動。 Synaptic で scim と anthy 関連を検索して全削除。再起動。 Synaptic で scim-Anthy をインストール。再起動。これで「英語メニューで日本語IM」の状態が再現された。苦節1ヶ月、分かってみれば一番簡単な方法だったかも知れない。ちなみに Debian系の scim は shift-Space を半角スペースにしてくれないが、PCLOS の scim はこれが出来る。バージョン違いなのかバグなのか不明。

2015年09月08日

 検証しようと PCLOS 2014.12 を新規インストールして試してみたが、再現出来ない。ひー。



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