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GhostBSD

2015年07月22日

 ディストロウォッチに GhostBSD 10.1 ベータ・リリースのニュースが載っていた。そう言えば BSD って何だろう、Linux とそんなに遠くないよね。ってことで取りあえず MATE 版をダウンロード。 nx4820 でライブDVD起動すると見慣れた MATE デスクトップが現れた。影も付く。

 Wiki によると、メインフレーム用 OS である UNIX を PC互換機に移植、ここから派生した由緒正しい系譜らしい。PC-BSD が KDE デスクトップを採用するのに対し、GNOME を使うのが GhostBSD。んで Linux はリーナスさんが UNIX の規格を満たすよう最初からPC互換機用に作った OSで、Linux と BSD は一部バイナリ互換もあるらしい。

 MATE System Monitor を見るとメモリ消費量が 75MB。まだ日本語化してないとは言え思っていたよりずっと軽い。メニューが上にあるのがちょっと嬉しい。タッチパッドのタップがオンになっててとても悲しい。エッジスクロールが可能になっているが、えらいスピードでスクロールする。Preferance にマウスの設定項目はあるが、タッチパッドの設定はない。

 部品取り用に調達した nx4800 に入っていた 40GB の HDD を入れてインストーラを起動する。さよなら XP。 ja を選択。 Time Zone には Japan も Tokyo もないのでホングコングにしておく。パーテション・エディタで少しまごつく。 Create でパーテーションを作ったあと、そのパーテーションを選択した状態で再度 Create ボタンを押してパーテーションの設定をしなければならない。フォーマットタイプはデフォルトの ufs+ナントカ。Linux と違うので少し驚いた。あとで Linux もインストールしたくなると思うので一応パーテーションを3つ作る。Boot Option には BSD Boot Manager というのもあったが、Linux を入れる時困りそうなので Grub を選択。管理者とユーザのパスワード設定。「 Super Weak 」だそうだ。ははは。

 最初のうちカリカリ言っていたのにそのうち静かになる。 swap パーテーションをマウント出来ない。意味分からん(笑) パーテーションの設定を何度かやり直してみたが、マウント出来ないとか容量が足りないとかで、結局マニュアル設定を諦めて御任せモードに。その後は順調に進んで2時間くらい(?)でインストール終了。

 起動直後のメモリ使用量は107MBほど。これから日本語化すると結局 Linux と同じくらいかなぁ。操作感も Linux と変わらない。タッチパッドのタップを切る方法が分からない。 dconf-editor の trackpad の項目は反映されない。まぁそれはいいとして、parted に相当するものも Synaptic に相当するものも見つからない。ぬー。何から手を付けたらいいのか分からない。とりあえず一時撤退することにする。諦めるの早っ(笑)



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