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wattOS R9 再インストール

2015年06月04日

 wattOS R9 再インストール。前回の失敗を教訓に、今回はターゲットHDDを(外付けケースではなく) X23 本体に内蔵してインストール作業を始めた。インストール先は前回と同じく R8 xfce の入っていたパーテーション2。今回は「フォーマット」にチェックを入れたので R8 は完全消去される。前回地域が日本になっているのは R8 の残骸かと思っていたが、よく考えたらインストール時にTokyoを指定している。インストールが終わるとHDDを1157に戻して再起動。カーネルは 3.13 だった。 3.16 はどこから入り込んだのかと調べたら、R8 の boot フォルダに 3.16 がある。 ふーむ。 R8 の残骸であったか。

 今回もインストール時にネットに接続してなかったので、Language Supportを起動するとインストールが済んでないぞと言われる。FireFoxを立ち上げたら日本語が化け化けだった。前回最初から日本語表示が出来ていたのは、R8 のフォントや設定が残っていたせいだろう。ここでLANカードを挿して追加のダウンロード開始、Takaoなどが自動的にインストールされる。一旦ログインしなおし。Language Support 一番下の「日本」はやはりグレイ表示で選択出来なかったが今回も放置。まだなんか足りないのかも知れない。

 scim-Anthy をインストールしようと Synaptic を起動したら何やらエラーでいきなり閉じてしまった。仕方ないのでターミナルから apt-get update、apt-get upgrade、そして apt-get install scim-anthy。Input Method で scim を選んでログインし直したら日本語が入るようになった。今回はパーテーションをフォーマットしてのインストールだったので、R8 当時の設定は何も残っていない。アプリも日本語辞書もブックマークもパネルの設定もこれからだ。

 ここで Synaptic を立ち上げると今度は大丈夫、リロードも普通に出来た。さっき閉じちゃった理由も、前回のインストール時にエラーが出た理由も今のところ不明。とりあえず upgradable のをアップデートしとく。 Japan で検索をかけてみたが追加インストールすべきものは見つからなかった。 mate も無い orz。KMahjongg をインストール。

 Customize look and feel でまず外観を替える。デフォルトの Clearlook はマウスオーバーの度にアイテムがハイライトする(クリックした時と同じ状態になる)ので非常にストレスが溜まる。こういうインターフェースを作るセンスも、それをデフォルトにするセンスも理解出来ない。たとえそれがメモリやCPUの節約になるとしても、だ。ウィンドウに影を付ける方法が分からない。のでウィンドウの選択肢も限られる。メニューやダイアログの視認性が悪く、作業効率が落ちる。

 FireFox はミクシを開こうとすると落ちるので Flash を切る。デフォルトのフォントが serif になっていたが、フォントを指定していないページは sans で表示される。どうなっているのかそのうちシステムのフォント設定を調べてみよう。リッドを閉じてもスリープしなかったがメニューの Suspend はちゃんと機能した。起こすとスクリーンセイバーの画面になっていてパスワードを要求される。

 Lubuntu を使っていると錯覚するほど全てが似ているが、起動直後のメモリ使用量はわずか 87MB で、150MB 近いLubuntuのほぼ半分。ここがwattOSの存在意義なのかも知れない。 Microwatt や LXDE が問題無く使える人向けのディストリと言うか、そういう方向に進化したのだろう。でも地味ではあったが、R8 MATE の「そこそこ省エネ」具合はとても居心地が良かった。のだけど。なぁ...

2015年06月04日

 R9を上書きインストールしてしまったあとで、R8 と R9 が混在した状態の時に apt-get install -f してみれば良かったと気が付いた。もしかしたら壊れたかもしれないが、何事も経験だ。

 mp3の音楽ファイルを入れて音が出るかテストする。鳴る。さすが Ubuntu。ところが曲の途中で別の曲の一部が紛れ込む。何度再生しても同じ曲の同じところでおかしくなる。もしやと思ってコピー元を辿って行くと、先日まで使っていた iBook G3 のファイルが既に壊れていた。その元になったファイルをコピーして事なきを得たが、いやー、ファイルって壊れるんだな。実は心当たりが無いでもない。しっかり確かめた訳ではないが、壊れているファイルは大抵どこかでSDカードを経由している。多分そのSDカードか、あるいはUSBアダプタが怪しいと思っているのだが...



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