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wattOS R9を入れてみる

2015年06月02日

 watttOS R9が出た。驚いたことにUbuntu回帰。 Coming Soonから半年の長考の結果がこれか! うちではR31でえらい目に遭って以来Ubuntu系を避けていて、だからこそDebianベースになったwattOSとLMDEを追いかけていたのだが。ちなみにそのR31上では現在Lubuntu14.04.2が順調に動いていて、だけど Ubuntu ベースの wattOS R7.5 はやっぱりハングアップするという、もう何が何だかわかんない状態になっている。

 取りあえずLXDE版の iso を落とす。750MBというえらく中途半端な大きさで、今のところお目当てのMATE版は無いようだ。X23にDVDをセットすると難なく起動したので、1157から抜いたHDDをケースに入れてインストール作業に入る。このHDDには wattOS R8 MATE、wattOS R8 xfce、wattOS R7.5 が入っていて、今回は2番目のパーテーションのxfce版に上書きインストール。1時間強で完了してHDDを1157へ戻す。

 起動してみると grub がえらいことになっている。なんとインストール作業に使ったX23のPCLOSがメニューに現れてしまう。もちろん選んでも起動しない。どうやらgrub の設定を間違えたらしい。仕方ないのでメニューの中からパスがsda1になっているものをいくつか試して、やっとパーテーション1にある R8 を起動、すかさず update-grub して再起動をかける。えー、治ってない。パーテーション1の grub.cfg はちゃんと更新されているのに違ったメニューが表示される。つまりパーテーション1以外の grub.cfg を読んでいると言うことだ。ならばパーテーション2が怪しかろうと、パーテーション1の grub.cfg をパーテーション2の grub フォルダに上書き保存すると、やっとまともなメニューになった。早急にパーテーション1の設定を読みに行くように修正しないとならんがやり方が分からない。 grub の再インストールになるのかな。

 カーネル3.16の方はログイン画面でハングアップ。3.13の方は普通に起動した。時々こういうのがあるけどいつかちゃんと調べないと。スプラッシュ画面が表示されなかったのが気になりつつも、トラックポインタでスクロール、コレガの無線LANカードもいきなり開通。このへんはUbuntuベースのメリットか。

  apt-get update は問題無かったと思うが、apt-get dist-upgrade したら何やらエラーが出た。 Synaptic でリロードするとあちこち読めないエラー。追加のリポジトリも全部削る。リストに mate がありインストール済みマークが付いているが、ログインの選択肢に出ないので reinstall しようとする。が、サーバが見つからないエラー。まだどこかおかしい。こういう時の対処も未だ分からない。サーバの選択が間違ってるんだろうか。

 ログイン画面のセッション選択肢に Xfce の文字を見つけたので試しに選んでみると、驚いたことにネズミのデスクトップが起動した。インストールしたのは LXDE版のはず。あれ? 見覚えのあるパネルとアプリ。あ〜、元々パーテーション2に入っていた R8 の xfce だ。そう言えばインストーラのどこかで「既存のシステムを温存する」みたいな選択肢を選んだような気がする。だとすると、これは新たにインストールした R9 の上で、R8 の xfce が動いている状態?? うー頭が混乱して来た。とりあえず今日はここまで。

 それにしても Ubuntu に戻ったのは驚いた。Debianベースにする試みは失敗だったんだろうか。もしこの R9 がうまく行かなかったら、先日嫌われた sparkyLinux に再挑戦してみようかな。

2015年06月02日

 なんだかデジャヴを感じて日記を読み直したら、LMDEを2にした時と状況が似てる。カーネル3.13はもしかしたら R8 の残骸かも知れない。だとすると、うちでは R9 は起動しないことになる。

 公式発表を見ると力が入っているのは LXDE版 よりむしろ MicroWatt版 のようなので、余裕が出来たら試してみたい。だがその前に、Synaptic のエラーは Debian ベースと Ubuntu ベースを混ぜたせいではないかと思えてきた。いっぺん R9 をクリーンインストールしてみないとだわ。

2015年06月02日

 dynabook TX2513 で起動しなかった。 TP R31 は起動した。 Microwatt 版も落としてみたけど、インターフェースが独特でだめだった。うちの TP には Windowsキーなんて付いてないやい。

 R8 の MATE版はかなーり気に入っていたのだけど、もしかしたら R9 はパスするかも知れない。 1157 のOS探しは振り出しかなぁ...

2015年06月02日

 # grub-install /dev/sda で grub の再インストールが出来るらしい。やってみたけど sda の grub.cfg が更新された気配がない。ならば update-grub。再起動。やっとメニューがマトモに。少し勉強になった。

2015年06月02日

 しばらくいじるのはやめようと思いつつ気になることを試す。

 インストール時に地域リストが化けていたので英語でインストールしたのだが、R8 の残骸なのか、日本語が綺麗に表示出来るようになっていた。ただし入力出来ず。 IM のインストールが必要かも知れない。 Synaptic で scim-Anthy をインストール。再起動。まだ入力出来ない。

 メニューから Language Support を選ぶと言語関連のインストールが済んでない旨のダイアログが開いた(そう言えばインストール時にネットに接続してなかった)ので、よしなにするよう命じると、Takao とかいろいろ勝手にダウンロードしてインストールしている様子であった。リストの日本はグレイで選択出来ない状態。気になりつつ放置。メニューの Input Methodから scim を選択して再起動。お、日本語入力が可能になってる。 R8 の日本語辞書も生きている。

 生きていると言えば、R8 当時インストールしたアプリがメニューなどに残っているのだが、いくつかが起動出来なかった。なしにろシステムを変えたのだ。依存関係が壊れているのだろう。

 この時点でメニューは英語、地域は日本、漢字変換可能という状態になった。メニューまで日本語にしようとしたらまだ作業が必要だろうが、私はここまで。地域が日本になっているのは R8 の設定が生きていると思われる。

  MATE が恋しい。もし R9 に MATE が載らないようだったら、その時は wattOS は諦めようと思ってる。



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