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いまさらR31+Lubuntu
2014年11月26日

 Linux用インテルグラフィックス・ドライバというのを見つけた。いや以前にも目にしているのかも知れない。説明ではi830は古すぎて対象外のように読めるので、当時諦めた可能性が高い。それでも、もしR31でLubuntuが動けば、これから先インテル内蔵グラフィックのマシンで選択肢が広がる。いちお試してみよう。ポチっとダウンロード。そしてインストール用のシステムとして、以前R31でさんざんフリーズしたLubuntuをコピーする。立ち上げると800*600の画面。久しぶりに触るのでよく覚えてないが、X23用にvesaでセットアップしたシステムのはず。なんで800*600??

 インストール方法が分からない。とりあえずダウンロードしたファイルをダブルクリックしてみる。パッケージの中身が見える。そのまま閉じる。次に右クリックを試すと、出て来たメニューの中に、GdebiなんとかInstallerで開く、という選択肢を見つけたので実行する。ドライバのインストールなんか10秒もあれば終わるかと思いきや、ターミナルから sudo apt-get install -f を打ち込めと言う。仰せの通りにすると、何やらエラーになる。慌ててネットに繋ぎなおして再度コマンドを打つ。いくつかファイルをダウンロードしているようだ。そこそこ待たされたあと、プロンプトに戻る。あれ?

 メニューを探すと Intel Graphics Driver Installer とかそんな名前のが追加されていた。ので実行してみる。さっきのインストーラが再び現れ、またも何やら時間のかかることをやっている。gccがどしたって? そも install -f ってなんだ、と調べると、壊れた依存関係を直すコマンドらしい。つまりシステム総チェックがかかってる訳だ。そりゃ時間かかるわな。

 インストールを始めてそろそろ1時間。まぁ実験用にコピーしたシステムなので壊れても惜しくはないが、Lubuntuがi830マシンで動くところを見てみたい。あれ? よく考えたらインストーラを走らせて1時間以上平気だったなぁ。以前なら10分も使わないうちに画面が真っ白にハングしていた。おっとCompleteになった。再起動。やっぱり800*600。GUIのメニューではそれ以上の選択肢が現れない。FireFoxであちこち覗いてみる。何も変わった様子は無い。まずはドライバが当たっているのかどうか調べる方法を調べないと(笑)

 以前このR31+Lubuntuで格闘していた頃にも感じたことだが、件の液晶フリーズは、メモリ関連のバグを埋めてしまった時の症状に良く似ている。メモリに余裕があるうちは普通に動くのに、ギリギリまで使うとほぼ間違いなく落ちる。同じ条件で同じ症状が再現され、条件を変えてやると落ちるタイミングだけが変わる。インテルグラフィックスはメインメモリを共有するタイプだから、あり得ない話ではない。

 で、別件でwattOS R7.5(Ubuntuベース)を少し試してみた時、突然解決策のようなものが見つかった。いつものように起動して10分もしないうちに液晶フリーズが再現したのだが、もしやと解像度を800*600にしたら、以後一度もフリーズしないではないか。原因が何なのかは知らない。メモリのコンフリクトなのか、どこかで800*600の決め打ちをしてしまったのか。それでも、i830でUbuntu系を使う時は800*600は試す価値ありかも知れない。…800*600じゃ価値ないという話もあるが(笑)


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