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Linuxの日本語フォント
2014年11月08日

 トラックポイントが快適で、だらだらとウェブを見て回るのはもっぱらLinuxになった。で先日、いつものサイトのフォントが綺麗になっててえらく感動したことがある。どうしたんだろうと自分の操作しているマシンを見たら、その時はマックだった(笑

 現在、wattOSには.font.confgファイルを追加、LMDEはhintingをfalseに、そしてPCLOS MATEはFireFoxにM+1P+IPAGフォントを使うようになって、かなり文字が読みやすくなっている。それでもマックに遠く及ばない。ttfのデータが同じとすれば、あとはレンダリング・エンジンの出来か、それともその設定か、と言うことになる。そもその設定が、まだ勉強が足りなくて良くわからない。

 マックのToolBoxでシステムの仕組みを学んだ私にはとても想像出来ない世界だが、Linuxのディスプレイはサーバ/クライアント型で、極端に言えば操作しているコンピュータとディスプレイの付いてる(Xが動いている)コンピュータは別であっても構わない。これを知った時にはかなり驚いた。そうか、そういう世界があるのか。

 で、フォント環境は「問い合わせ」に対して「各種設定やルールを参照しながら返事をする」というシクミになっているようで、そのルールを書くのがfont.confgと言うことになる。例えば「日本語だったらhintingを外す」とか「Timesを指定されたらTakaoに置き換える」みたいな柔軟なことが出来る。らしい。XMLやシステムをちゃんと勉強したら、アプリごと、ディスプレイごと、或いは時間によって、各種設定を変えたりも出来るのかも知れない。

 一方で、Linuxにどんな日本語フォントがあるのかはまだ調べてない。せめてフォント名が日本語を想像させるもの(TakaoとかKochiとか)なら試してもみるが、IPAなんかそも地名じゃない(なんでフォント名は地名が多いのだろう)し、まさか日本語のフォントだとは思わなかった。フォントカタログを表示すると思われるものもインストールしてみたのだが、メニューのどこにも現れない(汗 あれは何だったのだろう(笑

 マックでも、使うフォントは多くて4種類くらいだった。以前気に入ったフォントが無くなって、それで作った書類が使い物にならなくなる経験をして以来、基本的にはシステム付属の、メインに近いものだけを使うようにしていた。Linuxのフォント環境がどういうものなのかまだまるで分からないが、早いとこお気に入りのフォントと、そして設定を見つけたいものだ。

2014年11月09日

 結局今はFireFoxのフォントの級数を上げて対処してます。標準を14、最低を11にすることで視認性を上げてる。サイズが大きいほど綺麗で読みやすくなるんだけど、一画面に収まる情報量は減っていく。マックではこんな苦労はしないし、フォントが汚く見えるのはもっぱらFireFoxだけなんですが。ブラウザ変えてみようかなぁ。

2014年11月09日

 なんか、気にしすぎているんじゃないか、単に目が疲れているんじゃないか、って自分で自分が信じられなくなってきたので、スクリーンショットを撮ってみた。

http://udimac.web.fc2.com/Linux00/FireFox-Fonts.png

 一目瞭然。Lubuntuが群を抜いて見やすい。マックと遜色ない。次いでwattOS MATE、LMDEかなぁ。そもそもフォントもサイズもみんなバラバラなんだけど、基本的にこの傾向は変わらないです。あれ?汚いのはMATEではなくPCLOS?? これ見てるとLubuntuに戻りたくなる…

 ちなみにまだ印刷の方まで手が回りません。先日ちょっとテキストエディタから印刷したら、えらく汚かったのだけは覚えてますが。

(リンクをクリックするとFC2の警告が出ることがありますが無視して下さい。アドレスをコピペする場合はブラウザで拡大縮小表示される場合があるので、等倍にして見て下さい)

2014年11月09日

 フォントフェースそのものはLMDEが好きなんですが、なんとなく(特に級数を小さくすると)荒く見えることがあります。難しいですねぇ。Lubuntuのフォントはどうも「Ubuntu」と言うフォントを使っているらしいので、そのうち試してみます。

2014年11月11日

 .font.confでhintingをfalseにしたら、PCLOS MATEのFireFoxがだいぶ綺麗になりました。hintingは単純な文字には有効だけど、漢字のような細かい文字には不向きだそうです。なので日本語フォントのhintingを外すのは基本らしい。少なくとも汚いというレベルではなくなりました。

 それでもまだLMDEの方が読みやすいのはどうしたものか。FireFoxにUbuntuフォント設定してみたけど、反映されてない気がする。その上、ページ内表示が綺麗になるとメニューのフォントが読みづらく、メニューが綺麗になるとページ内の文字が汚くなる。何が起きているのかわからん(汗

2014年11月14日

 どこかでそれなりに納得して終えたかったのですが、問題の根は深そうです。
http://mimosa-pudica.net/unix-font.html

 レンダリング方法を変えてしまうという猛者もおりますが、私のスキルがここまで上がるのはいつのことやら。
http://blog.asial.co.jp/1090

 結局、embeddedbitmapとhintingを外し、subpixelをrgbにする程度のことしか出来ませんでした。同じLinuxでLubuntuとPCLOSの結果が違うことの理由がどこにあるのか分かりません。いわゆるデフォルト値(含ルールの優先順位)の問題かなぁ?

 今、主にPCLOS MATEを使ってます。LXDE版よりも便利で、文字以外はほぼ満足です。が、されど文字、ですねぇ…。ちなみに対抗馬は何と言ってもLMDEです。ただサスペンド/ハイバネーションが使えないことも含めて、今のところは「将来に期待」って感じです。

2014年11月14日

 ひとつだけ謎が解けた。「21-unhint-ja.conf」(日本語フォントでhintingをオフにする設定ファイル)がなぜか効いてなかったのだけど、<test name="lang" compare="eq"> の eq を contains にしたら、設定が反映された。これでかなり混乱していた部分があるなぁ。

 スクリーンショットをマックで見たら、なんかdpiが違って思うような画像になって無かったです。難しいの。

 Takaoを入れてみたいのだけど何故かパッケージが見つからない。Ubuntuも試したけど、IPAexの方が太くて好みかなぁ。ああいつまで経っても終わらない。


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