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wattOS on R31
2014年10月29日

 これまで非力な1157(セレロン500、320MB)のためにと思って試していたwattOSを、ふとR31(セレロン1000、512MB)で走らせてみた。その結果。

 R31は内蔵ドライブがCDだしUSB起動出来ないので、まずX23でHDDにインストールして、そのHDDをR31に入れてテストした。ので、各ディストリのインストールCD/DVDがR31で起動するかどうかは試してない。今回Ubuntuベースの wattOS R7.5 もダウンロードして一緒にテスト。debianベースのR8との違いを見た。


wattOS(R8 debian) LXDE + R31
 起動 トラックポイントとUSB無線LAN設定 PCカード不可 音出る 電源断可能
 リッド閉じるとスクリーンセイバー メニューからサスペンドするがX復帰出来ず
 ハイバネーションなし

wattOS(R8 debian) MATE + R31
 起動 トラックポイントとUSB無線LAN設定 PCカード不可 音出る 電源断可能
 リッド閉じるとサスペンドするがX復帰出来ず
 ハイバネーションgrub画面経由で復帰
 内蔵無線LAN 802MIP認識

wattOS R7.5 MATE + R31
 起動 トラックポイントとUSB無線LAN設定 PCカード不可 音出る 電源断可能
 リッド閉じるとサスペンドするがX復帰出来ず
 ハイバネーション可能
 初回起動時NumLockかかってしまう(Ctrl+Shift+NumLkで解除)
 一度だけ液晶白化現象

 ついでに新顔のR7.5を1157でもテスト

wattOS R7.5 MATE + 1157
 起動 トラックポイントとUSB無線LAN設定 PCカード認識 音出ない 電源断不可
 色がおかしい(16ビット?)
 サスペンドメニューなし リッド閉じてサスペンドするが復帰後にリスタートかかる
 ハイバネーションの電源断は手動 復帰後画面色おかしくて実用にならない


 一度だけだが、R7.5+R31で液晶白化が起きた。やっぱりR31にUbuntuは鬼門だろうか。1157で液晶の色がおかしくなる(人間総デスラー現象)はLubuntuで経験済みで、これはxorg.confを設定すれば治ると思う。ただハイバネーション復帰後に色がおかしくなるのは初めての症状。

  1157でずっと音が出なくて悩んでいたwattOSだったが、R31ではあっさり音が出た。1157の内蔵音源に対応したドライバが必要なのかも知れない。逆に、1157で当たり前に使えていたPCカードが、R31では認識されなかった。

 R31に入れたまま忘れていたminiPCIの無線LANカード 802MIP がR7.5で認識されたのは驚いた。アンテナは無いが、WiMAXのルータをそばに置いておけばちゃんと繋がる。でもR31+R7.5の組み合わせは液晶白化の可能性があるので結局使えないんだけどね。

 R7.5のMATEにはちゃんとWindowsメニューもControl Centerメニューもあった。R8のはどこいったんだろう(汗 アップデートに失敗した時に消されちゃったのかなぁ。


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