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LMDE on X22.5
2014年09月12日

 世間では様々な感染症が流行っているようだが、どうやら私のはThinkPad病らしい。媒介してるのはハードオフとヤフオクですな。先日千円で落札したX22(おまけのベース・ユニット付き)が無事到着。ジャンク扱いではあるが起動すると言うのでそのまま使うつもりでいたが、Linuxで起動しようとするとハングすることが判明。メモリその他ひととおり疑ってみたが、システムボードの可能性が高い。で、うちにはいつ入手したかよく覚えていない(ぉぃ)X23のシステムボードがあるので、これに載せ替えることにした。

 まずはバラし。IBMのマシンはネット上に保守マニュアルがあるので非常に助かる。キーボードを外すのに3本、リッドを外すのに6本(これだけで上半身が外れる!)、パームレストを取っ払うのに10本くらい、シスボを取り外すのにあと5−6本ネジを外したような気がする。iBookの難易度を100とするなら15くらいの感じ。ねじの種類も少ないし難しいところは何もない。さすが日本の設計。CPU放熱フィンのところにはシリコングリス。ベタつき始めているパームレストの塗装はアルコールでえいやっと剥がした。プラ丸出しだが道具としてはこの方がずっと真っ当だと思う。クロックは733が866くらいになったはずだが、まぁ誤差の範囲内やね。

 ジャンクPC修理が趣味だと言う人のブログに、「世の中には可哀想なPCがゴロゴロしてるんです。」と言うのがあった。分かる。とても分かる(笑) キャシャーンがやらねば誰がやる(笑) 先日来いじっているwattOSで何が嬉しかったかって、一度は引退を決めた1157とR31がちゃんと動いたのが本当に嬉しかった。いやまぁそれだけなんだけど(笑) 今回は余っていたシスボがズバリ役立ったのでとてもハッピー。ほかにヒンジが壊れてるX22も転がっているのだが、これはなかなか治してもらえない。

 X22のエンブレムのままの新X23は無事起動して、現在Mint Debianを仮運用中。FireFoxでタブをいくつか開くとそれだけでスワップが起きる。その状態で他のアプリを立ち上げようとすると少し待たされる。メモリ640MBはギリ。いらんギミックで重くなってるのと違うだけに悩ましい。素っ気ないLXDEの方がLinuxらしいとも思ったりするが、そのPCLOSはロケールをいじっているうちに機嫌を損ね、リストアも苦戦中。前回システムを壊した時にはデッドコピーのHDDから dd if=/dev/sdb1 of=/dev/sda1 でちゃんと復元出来たのに、今回は同じ作業をやってもsda1をマウントすら出来ない。スネたかね?

2014年09月12日

 X22のシスボ交換はほぼ完バラになるが、初めてなのにバラし組み立てで1時間もかからなかった。一方で、毎日持ち歩いているiBookG3に液晶ケーブル接触不良の兆候が出ているのだが、これを修理しようとしたら確実に3時間超コースとなる。いつかやらねばならないが、気が重いことよの。

 今回パームレストのピーチスキンを剥がしてしまったが、シャシーブラック(車の下回り錆び防止スプレイ)で復活出来ないかなと思ってる。いつかやってみたい。てか誰かやってないかな。


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