< PrevIndexNext >
不定期Linux日記
2014年08月29日

 40GBのHDDを4つ仕入れてまたLinuxと遊ぶ。某氏に古PCにタダのOS入れる遊びと揶揄されたが、まぁその通り。無理に実用性を求めると却って見苦しくなるので当面は遊びと割り切る。ただネットサーフィンはiBookよりずっと快適だし、LiveCodeの日本語がマトモになればメインマシンの座も夢ではない。MacもWinもLinuxも、結局のところは一長一短。どれもオモチャ。

 いじって遊ぶシステムとして、とりあえずX24で使っている30GBを40GBにddしてみたのだが、R31もLavieもエラーで止まってしまった。容量違いのHDDにデッドコピー作るのは良くないんだろうか。fdiskとかfsckって容量やパーテーション情報の不整合を治してくれる? ちなみにいにしえの1157はそのままでちゃんと起動したが、ハード的な問題で液晶が白くなり、なかなか画面を拝むことが出来ない。

 システム丸ごとコピーの方法を確立したい。同サイズのHDDならddで大丈夫じゃないかと思うのだが、そのへんも曖昧なまま。rsyncを使う場合はブートローダーをどうすればいいのか。一旦クリーンインストールして(つまりインストーラにGRUBなどを整えてもらって)からディレクトリの内容をシンクロさせたらどうだろう。実験したいが数時間オーダーの時間が必要だ。ブートローダーやinitrd周辺の知識も決定的に不足している。

 他に何か軽いLinuxは無いものかと色々物色もしているのだが、Bodhi LinuxもLinuxBeanもwattOSも、どれもダウンロードが劇重でなかなか気楽に試せない。この手の小規模ディストリでよく使われているSourceForgeは、無料でプロジェクト公開に利用出来るサイトだそうだが、ミラーで14kとはあんまりだ。先日意を決して12時間かけてBodhi Linuxをダウンロードしたのに、ライブCDはXが起動しなかった。R31ならともかくX24では珍しい。仮想コンソールは使えるが、何をすればいいのやら(笑) これもだんだん調べてみよう。ライブCDをダウンロードする度に「起動しなかった」で終わったんでは進歩が無い。

 うちはPCLOSもLubuntuもLXDEで使っているので、見た目も使い勝手もほぼ同じ。Bodhiはデスクトップ環境がナントカ言う余り見ないものだったので、ちょっと触ってみたいと思った次第。そもそも私の使い方ではディストリの違いが良くわからない。ダウンロードすれば大抵のアプリは揃うし、デスクトップを同じにしてしまえば見た目も使い勝手も同じになってしまう。重い軽いの話も結局はデスクトップ次第のように思える。ちなみに以前試したXfceもMATEもいい感じだったが、わざわざLXDEから乗り換えるほどの違いは無いように思えた。一方でかなり雰囲気の違うKDEは、私には冗長で重い。

 以前ddした直後に死亡したHDDが机にあったので、なにげに繋いでみると、普通に読み書き出来たのでびっくりした。何らかの安全ブレーカーによる仮死状態だったのかも知れない。でも先日HDDの解説ページを覗いていたら、HDDディスクの表面にはヘッドの激突を和らげるための界面活性剤が塗られていると書かれていた。HDDが熱に弱い理由のひとつがこれで、安いテフロン鍋よろしく、熱で樹脂が剥がれるらしい。やっぱり中古のHDDは本気で使っちゃいけないもののようだ。

 最近いわゆる「まとめサイト」を覗くようになった。この手のサイトはリンクと広告がギッシリで、世のブログやミクシ同様非力なマシンには少々辛い。iBookG3(800)+OSX+Safariでは度々虹カーソルが出て30秒1分と待たされることが少なくないが、X24(733)+Linux+FireFoxではそのイライラがほとんど無い。トラックポイント+3ボタンのお気楽オペレーションと相まって、ウェブブラウジングではX24の出番が増えて来た。こうなると14-15インチくらいの画面が欲しくなる。R31やLavieを活用出来るといいのだが。

 Lubuntuはメニューなどを英語にしたまま日本語IMが使える。この方が画面がすっきりしていて好みなのだが、PCLOSでロケールを英語圏にすると、日本語IMが使えなくなってしまう。どういう理由でこんな気の利かない仕様になったのか。もし英語圏の人が日本語を入力しようとした場合は致命的な不便を強いられることになる。もう一度だけトライしてみようと今日ロケールを英語にしたら、日本語に戻せなくなって大汗かいた。前回アップデートに失敗したplymousなんとか言うファイルが引っかかっていたようだ。面倒だったのでばっさり削除して事なきを得たが、なんかinitrdを作る時に使うらしい。あとで困るかな。どうやらLinuxにとってロケールの変更は大仕事のようだ。無理矢理インターナショナル対応にしている気配がする。

 ThinkPadとiBookのバッテリーの殻割りをしてみた。同じ時期の製品だけに、同じセルが同じく6本入っていた。どちらも制御回路があって、6本のうち2本がそこに繋がっている。で都合3つバラしたのだが、どれも、この制御回路に繋がっている2本だけが極端に消耗していることに気がついた。定格3.6のところ他の4本は2Vくらいあってもこの2本だけ1.2Vとか下手すると0とか。放置してダメになるのはこのパターン? 充電出来なくなったバッテリー同士でニコイチとか出来るかも。ただ先日ボタン電池を破裂させたばかりで、リチウムとなると爆発が怖くて手が出ない。

 XPのサポートが終わってハードオフがXPマシンで溢れかえる…かと思ったら、そうでもなかった。古いマシンはデータ入ったままスタンドアロンで使う人が多いようだ。ノートならそれもアリかもね。

2014年08月30日

 そう言えば Android x86 とか Chromium OS とか、ダウンロードしてみたけど動きませんでした。多分古いPCは相手にしてないのだな…

2014年08月31日

 いつもハイバネーションで電源切るのだが、今日たまたま再起動したらログイン出来ない現象に遭遇。どっか壊れたらしい。先日のロケールいじりがまずかったか。コンソールすら使えない。バックアップHDDにホームの最新ファイルを上書きしたのち、PCLOSのパーテーションを丸ごとddで戻して復活。あー怖かった。

ddの途中経過表示スクリプトのメモ 数字は秒
#while true; do killall -USR1 dd; do sleep 10; done


< PrevIndexNext >
inserted by FC2 system