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ddでバックアップ2
2014年06月21日

 さてもうひとつバックアップしたいもの。X24に入っていたXP pro。本格的に使うつもりは無いけど何かの実験に使えると思うので、壊す前にコピーを取りたい。

 dd はとても強力なツールで、ディスクに書き込まれているイメージをそのまんま読み出す。MBRもパーテーション情報も頭っからガリガリと読んで行くから、HFSだろうがNTFSだろうが全くおかまいなしでデッドコピーを作る。60GBのHDDにX24の30GBのバックアップを取った残り30GBに、XPのバックアップを試みる。 dd if=/dev/sdb of=/media/u60w/xp.image …惜しい。容量が2GBほど足りずにエラーになった(^^; 実際に使用されているのは 1/4 にも満たないのに、dd だと空いているところまできっちりコピーするんだよね。

 そこでXPを立ち上げ、30GBのHDDからほぼ使われていなかった最後のパーテーションを削除。これで実質コピーが必要なのは15GBほどになった。んでこれを20GBのHDDに dd する。容量が小さいので当然エラーになるが、必要な15GBはコピー出来る。2時間ちょっとで無事コピーが完了。R31にこの20GBのHDDを入れたらあっさりXPが立ち上がった。これで「使い道の無かったR31」が「使い道の無いXPマシン」に昇格(笑)

 あとは30GBのHDDの15GBぶんを、60GBのHDDの余っているところへimageファイルとして保存。 dd if=/dev/sdb of=/media/u60w/XP.image …ここで一波乱! HDDがカッコンカッコンして反応しなくなった!  dd の作業で壊してしまったのか、あるいは奇跡的に、壊れる直前に救うことが出来たのか、真相は、ナゾです…

2014年06月22日

 危機一髪でバックアップが出来た20GBのHDDから dd if=/dev/sdb of=/media/u60w/XP.image count=30720000 で約15GBのイメージファイルを作る。更にここから空いてるHDDに dd if=/media/u60w/XP.image of=/dev/sdb でリストアして、このHDDからXPが立ち上がることを確認した。つまり XP のHDDのバックアップが成功! それにしても、imageファイルを作る時は転送速度14.6MB/sでサクサクだったのに、HDDに書き出す時は2.5MB/sしか出ない。前者が15分、後者が1時間半。この違いってなんだろか。USBが遅いのかなぁ。


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