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デュアルブートを試…す
2014年04月09日

 X22(か1157かR31か)を、PCLOSとLubuntuのデュアルブートにすべく準備する。

 まずLubuntuがインストールされている30GBのHDDを調べる。15GBをLubuntu、1GBをスワップ、残りは未定義となっていた。R31でも安定しているPCLOSをメインにする方向なので、この15GBにPCLOSを入れ、Lubuntuに10GB、スワップに1GBという大筋の方針を決める。PCLOSとLubuntuの各パーテーションを用意して、PCLOS側のmenu.lstで起動パーテーションを指定しようという作戦。これが正しい方法なのか、そもそも可能なのか自信が無いが、取りあえず一度試してみる。

 パーテーション・ツールはPCLOSの設定パネルであるところの"Configure Your Computer"の"Local Disk"。多分 gparted と同じと思うけど、PCLOS一般にそうだけど、中途半端な親切さがとても邪魔。コピー自体はターミナルから dd を使う。

 取りあえずスワップ領域を一旦削除。次に新規に10GBのext4パーテーションを作る。なぜかパーテーション番号が5になる。ここにパーテーション1のLubuntuをコピーする。 dd if=/dev/sdb1 dd of=/dev/sdb5。コピー元のパーテーションの方が大きいけど、半分くらいしか使ってないから、なんとかなるだろう。

 コピーが済んだので、Lubuntuの入っていたパーテーション1に、R31で使用しているPCLOSをコピーする。 dd if=/dev/sda1 of=/dev/sdb1。コピー元は18GBだけど、半分くらいしか使ってないから、なんとかなるだろう。取りあえずコマンドだけ打って寝る。

 朝起きると dd が終了していた。一旦ケーブルを抜き差ししてマウント…しない。なんだかエラーが出る。パーテーションが2つあるはずだが、1つめのパーテーションは名前表示のみ、2つめは名前すら出ない。んー、なんだか分からんが、失敗したようだ。使えていたLubuntuのシステム消してしもた…(:_;)

 dd って、もしかして、オプション付けずに使ったら、コピー元のデータを機械的にだーっと書き込んでくだけ? だとしたら、コピー元の方が大きかったら、整合性が取れないどころか、うしろのパーテーション壊しちゃう? うーぬ。 まぁ無くして困るデータがある訳でなし、困った時の作業メモはだいたい取ってある。またトライすることにしよう…

2014年04月10日

 気を取り直してR31のPCLOSをコピー、空いているところへまたパーテーション作って、今度はrsyncでLubuntuをコピー。PCLOSはX22でちゃんと起動したし、Lubuntuのパーテーションもマウント出来るが、デュアルブートはまだ成功していない。どうもUnixの「マウントポイント」という概念がイマイチ理解しにくくて往生している。起動途中で起動パーテーションを替えた場合のパスはどーなるんだ??

2014年04月10日

 (少なくともgrubの指定時には)パスの前に「 (hd0,1)」 とか付ければいいらしい。ただこういう相対指定は廃れる方向にあって、UUIDという、デバイスやパーテーション固有のIDで指定するのが主流になりつつあるようだ。全部名前をつけて管理出来るマック方式の方が、いろいろ楽ではある。

 で、実はこの表記法は既に試したのにうまく行かなかったのは、Lubuntuを入れたパーテーションが、2つめであるのにも関わらず5番だったから。つまり(hd0,4)と指定しなければならなかったのだ。 Yes! 取りあえず起動した。Lubuntuの fstab がUUDI指定になっていたので何やらエラーが出たが、そのうち修正しよう。

 うふふー PCLOSとLubuntu、RedHat系とDebian系のデュアルブートだ。これでガチャガチャとHDDの入れ替えをしなくて済む。あ…せっかく苦労してLiveCodeインストールしたLubuntuは、昨日消してしまったんだった…

2014年04月11日

 ちなみに今回は、PCLOSのgrubメニュー(menu.lst)にLubuntuの起動コマンドを直接書いてデュアルブートしている。この方法が正しいのか、あるいは一般的なのかどうか分からないが、当然ながらPCLOSのパーテーションを壊すとLubuntuも立ち上がらなくなる。各パーテーションのOSを自由にインストールしたり削除したり出来るようにするためには、/bootを別パーテーションにして、grubを2段にしないといけないかも知れない。ま、それはそれでまたいつかトライしよう。

 で、ふと思ったのだが、この設定のまま、例えば menu.lst に(hd1,0)で始まるパスの起動コマンドを入れたら、USBのHDDから他のLinuxが立ち上がるのかしらん。そのうち試してみよ…

2014年04月13日

 PCLOSの起動に妙に時間がかかるので、コピーをしくじったのかなぁかと、再度R31から rsync でコピーしなおす。その後起動せず orz うしろのパーテーションのLutuntuだけはどうにか起動させることに成功したが、PCLOSを起動しようとすると、sda1 がないと言う。いやいや、あなたその sda1 にある設定でLubuntu立ち上げてますがな。起動コマンドの書き方間違えてるのかなぁ。UUIDで指定してもパーテーションが無いと言い張る。参った。


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